感想:コミック(成年)「Girl to Love」(路杏るう)(2002年)


 コミック(成年)「Girl to Love」(路杏るう(みちあん・るう))の感想です。

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■データ(公式)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4877345728/
Girl To Love (メガストアコミックスシリーズ No. 3) [アダルト] (コミック) [アダルト]
路杏 るう (著)
出版社: コアマガジン (2002/10)
ISBN-10: 4877345728
ISBN-13: 978-4877345723
発売日: 2002/10
商品の寸法: 25.6 x 18.4 x 1.8 cm

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■データ(個人的補足)

 成年コミック
 通常コミックより大きめ。

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■おまけ要素

・カバーの下
  表・裏にヘタウマ的な四コマ漫画

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■収録作品紹介

◆Girl to love(掲載誌:不明)(全8話)

 学園エッチ物。百合カップルが主役で、女の子の片方のマッドサイエンティスト的キャラが、おち〇ち〇が生えてくる薬を発明して、恋人の女の子に生やして喜びます。さらにそこに気弱ないじめてくん的男の子が現われて二人の奴隷にされたり、いじめてくんのお姉さんの保健医が逆襲してきたり・・・、などなど。

 百合もあり、男の子いじめもあり、乱交もあり、とエッチなシーンは豊富ですが・・・、正直使えません。絵は上手いですけどね。


◆PHARMACY(掲載誌:不明)
◆Such a Lovely Place(掲載誌:不明)
◆HAPPY PRESENT(掲載誌:不明)
◆Home Sweet Home(掲載誌:不明)

 連作。病院でボーイッシュな女の子や女装好きの男の子や男の子が好きなお兄さんがあれこれする話。

 やはりエッチシーンは多いものの、女装男子とかですしねぇ・・・


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■感想

 このコミックの絵、どうみても「たもりただぢ」氏の絵でして、店頭で見つけて「えっ? こんな本出していたの?」と慌てて買ってきました。もっとも、本のどこにもたもりただぢ氏との関係は書いていないので「絵の良く似た人のコミック」というスタンスで話を進めたいと思います。

 エッチシーンは多いのですが、作者の人とはエロの嗜好が違うのだなぁ、と感じました。〇液は飛び散るし、濡れ場の肌の柔らかそうな感じとかも良いし、乱交だし百合だし、と要素は豊富で画力もしっかりしていますが、まるでイヤラしさを感じないんですよねぇ。あと、妙に「可愛い男の子がいじめられネタ」を連発するので、もしかして作者は女性じゃないかと密かに疑い始めました・・・

 結論としまして、エッチコミックとしてはさっぱりですが、イラスト集としてならまあまあですかね。

 それにしても、8年間もこの本の存在に気が付かなかったとは・・・、不覚だ。


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■評価

(5段階評価の)3点。