感想:アニメ「COBRA THE ANIMATION」第13話(最終回)「遥かなる記憶」


 アニメ「COBRA THE ANIMATIONコブラ・ジ・アニメーション)」の感想です。

COBRA THE ANIMATION 公式サイト
http://www.cobra30th-anime.com/

 BSデジタル放送・BS11(イレブン)での視聴です。

第13話(最終回) 遥かなる記憶


■あらすじ

 キングは怪我をしたショックで過去の記憶を取り戻した。キングはシバ大王その人であり、20年前、カオス軍がシバ城に侵攻してきた際に、左腕に銃を仕込んだ何者かに撃たれ、王妃は殺されたのだった。全員がコブラに疑いの目を向けるが、コブラは曖昧な態度を取る。やがて一行は城内で財宝を見つけるが、突然クイーンが裏切り、ジャックたちを撃ち殺す。20年前大王を撃った犯人も、今回義勇軍を召集したのもクイーンであり、しかも彼女はカオス兵だった。クイーンは精神生命体でありながら欲望を持つ突然変異的な存在だった。そこにカオス軍の首領が現われクイーンを吸収した後、コブラたちに襲いかかろうとするが、コブラが母船の精神保存球を爆破したため消滅した。首領が死んだ事で、この星の全てのカオス兵は倒れたに違いない。その後、コブラは手ぶらで引き上げていった。

 コブラが去った後、キングは手配書でコブラの整形前の顔を見て、20年前の事を思い出す。カオス軍との戦闘の直前、王は財宝目当てに忍び込んだ泥棒の命を救ったことがあったが、その泥棒こそコブラだった。コブラは20年前の借りを返すため義勇軍に参加し、キングを助けたのだった。


■感想

 いやー、素晴らしかった。原作コミックのファンとして文句無しの出来栄えでした。全てがイメージ通り。最初の頃はコブラの声にイマイチ馴染めなかったのですが、慣れてしまえばこれはこれで味が有ってよかったし、作画は良いし、雰囲気は原作そのままだし、と原作のノリをそのまま写し取っていました。原作好きでこのアニメ版に文句のある人はなかなかいないんじゃないかなぁ。とにかく良かった。いつの日にか同じスタッフ・キャストで「地獄の十字軍」も作ってほしいですね。