情報:漫画:最終回「鋼の錬金術師」(荒川弘)(月刊少年ガンガン2010年7月号)

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 9年だか10年だかガンガンを引っ張った最強連載がついに最終回。思えばこれが始まったころはスクエニVSマッグガーデンの移籍分裂騒動で雑誌が荒れまくっていて、この連載が荒野に咲いた一輪の花というか、唯一の救いというかそんな感じでした。当時「新人の連載なのになんでこんなに面白いんだろ」と興奮していたら、みんなおんなじことを思っていたようで、アニメ化2回に映画化にその他諸々の国民的?マンガとなりました。

 結末は予想の範囲内というか、意表をつくようなものは有りませんでしたが、全てを奇麗に取りまとめて、めでたしめでたし、というオチで、納得のラストでありました。みんな満足するのではないでしょうか。兄弟が肉体を取り戻すため選んだ道とか、グリードについての諸々(このあたり漢泣きですよ、ええ)とか、これ以上は無いというハッピーエンドでした。

 アニメもこの雰囲気を上手く映像化して欲しいですね。