感想:アニメ「世紀末オカルト学院」第5話「夏のこずえ」


 アニメ「世紀末オカルト学院」の感想です

世紀末オカルト学院
http://www.occult-gakuin.jp/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第5話 『夏のこずえ Episode 05:KOZUE in the summer』


■あらすじ

 マヤは皆神山の一件で文明の役立たずぶりを痛感し、協力関係の破棄を宣告、単独で「ノストラダムスの鍵」を探す決意をした。一方、マヤのクラスメート・成瀬こずえは、何でもないことに一々オーパーツ、黒猫の呪い、心霊写真、etcと騒ぎ立て、マヤたちを呆れさせる。こずえは学院でただ一人オカルト現象を目にしたことがないため、オカルト体験を切望していた。ある日、こずえは臨死体験の授業(!)で実験モニターに志願する。しかし体験後目覚めたこずえは、オカルトについて冷笑するような別人に変ってしまっていた。


■感想

 黙っていれば美人のマヤが毎回必ず顔を崩すのがなんか面白い。「平成仮面ライダー」と同じく、前後編で1エピソード描くという”擬似1時間番組”構成が、番組のテンポに合っていて、これもマル。インドのさびない柱とかウソ心霊写真の解説とか、初心者向けにレクチャーしてくれるのもまずまず。

 「アニメノチカラ」プロジェクトの過去2作品と比べて、うさんくさすぎて視聴前は何も期待していなかったのですが、蓋を開けてみると一番出来が良い気がします。

 あと、日笠陽子花澤香菜コンビに予告で次回のサブタイトル「文明の道程」を「みちのり、いや、どうていでしょ」とか連呼させる遊び心もなかなか。「オカルトなんていやらしい」という決め台詞がムチャクチャで楽しい。