感想:アニメ「世紀末オカルト学院」第12話「千の風、美の尋めゆき」


 アニメ「世紀末オカルト学院」の感想です

世紀末オカルト学院
http://www.occult-gakuin.jp/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第12話 『千の風、美の尋(と)めゆき Episode 12:A thousand wind, the serch for beauty』


■あらすじ

 千尋が美風と戦っている隙に、マヤは千尋の部下(実は使い魔の黒豹)に連れられて逃走した。千尋は美風との死闘に破れるが、最後の力で文明の金縛りを解き、あるメッセージを伝えた。マヤは美風にオカルト学園に追い詰められるが、実は本物の護符の手帳を隠し持っており、逆に美風を封印にかかった。美風こそが”ノストラダムスの鍵”だった。マヤと文明は協力して美風を倒す事に成功した。文明は未来の2011年に任務成功を連絡するが、未来では何故か歴史は変わっておらず世界は破壊された姿のままだった。


■感想

 今までUFOだのモスマンだのチュパカブラだの地味な(?)ネタばっかりだったのに、クライマックスは魔術師同士の猛烈なバトルという「え、これがオカルト学院?」というような派手さに驚き。しかし「四つんばいで車を追いかけてくる婆さん」という、ムーらしいネタもちゃんと用意してあるのが嬉しい。でもなぁ、伏線らしい伏線も無いまま、いきなり「実は黒魔術師が世界を破滅させたのだ〜」って。もう少しあからさまでもよかったので、街の住民がうさんくさいとか、美風が怪しいとか、そういう物が欲しかったところです。まあ、僅かニ回しか使わない急展開でも上手くケリはつけましたけどね。

 さてさて、未来の歴史は変わってなくて巨大な謎が残ったままなのに、予告はもうさよならムード。どうオチをつけるのかしらん?

 次回最終回。

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