感想:アニメ「刀語」第9話「王刀・鋸(おうとう・のこぎり)」


 アニメ「刀語(カタナガタリ)」の感想です。

刀語 - 西尾維新アニメプロジェクト
http://www.katanagatari.com/

 BSデジタル放送・BSフジでの視聴です。

第9話 王刀・鋸(おうとう・のこぎり)


■あらすじ

 七花ととがめは9本目の刀・王刀・鋸(おうとう・のこぎり)を求め、出羽の国の将棋村に住む心王一鞘流(しんおういっそうりゅう)の十二代目当主・汽口慚愧(きぐち・ざんき)を訪れる。無刀で戦おうとする七花に慚愧が抗議したため、七花は防具を身に付け刀を持って対戦するが、素人並の弱さとなってしまい慚愧に一蹴されてしまった。真面目な慚愧は見かねて七花に剣術を教えると言い出し、七花は道場で修業するうち慚愧と意気投合してしまい、とがめは嫉妬で変になってくる。再戦では、とがめは横から口で将棋の勝負を仕掛け集中力を欠いた状態に追い込んで、七花になんとか勝利させる。一方真庭鳳凰は毒刀・鍍(どくとう・めっき)を手に入れていた。


■感想

 鋸が人の毒をぬいて真面目にしてしまうという設定に引っ掛けているのか、お話自体もいつもの様なクセが全く無いさっぱりしたお話でありました。最後の「看板娘ですぅ」(by伊藤静声)というのも、西尾維新モノらしくないというか・・・、作者もいつもの毒を抜いてみましたということか。

 思うのですが、週刊漫画の原作を書きながら小説もドカドカ出すって凄い生産力ですよね。