感想:アニメ「探偵オペラ ミルキィホームズ」(2010年)第9話「MHの悲劇」


 アニメ「探偵オペラ ミルキィホームズ」(全12話)の感想です。

探偵オペラ ミルキィホームズ公式サイト(アニメ版)
http://milky-holmes.com/anime.html

探偵オペラ ミルキィホームズ公式サイト(総合)
http://milky-holmes.com/index.html

 CS放送・AT-Xでの視聴です。(地上波放送:2010年10月〜12月(全12話))

第9話 MHの悲劇


■あらすじ

 ミルキィホームズの4人は、シャロを慕う後輩ソニアの差し入れで久々にまともな食事を堪能する。その夜、根津(ラット)が何者かに殺され、しかもダイイングメッセージで「MH」と書き残していた。アンリエットは「MH=ミルキィホームズ」と考え、今夜中に4人が疑いを晴らせないなら警察に突き出すと宣告する。

 4人はウィジャボードで先祖の霊を呼び出して知恵を借りようとしたところ、エリー、コーデリア、ネロの祖父・祖母にあたる「エルキュール・ポワロ」「コーデリア・グレイ」「ネロ・ウルフ」の三人が孫に憑依して出現するが、三人とも珍妙な推理ばかりで、全く当てにならなかった。進退窮まったところにシャロにホームズが取り付き、メッセージは「MH」ではなく寮の番号の「I 3」で、犯人はソニアだと見抜く。実は事件はソニアがミルキィホームズを追い込んでトイズを取り戻させようと企んだことで、別に根津も死んでいなかった。アンリエットはソニアの気持ちを汲み、退学ではなくポワロ探偵学院に転入できるように取り計らう。


■感想

 タイトルの元ネタはエラリー・クイーンの最高傑作とも言われる「Wの悲劇」。小衣ちゃんの腹話術(?)が冴えた回。あとコーデリアの名前の元ネタってなんなの?と悩んでいましたが、ようやく解りました。もっともコーデリア・グレイなんて探偵聞いたことも無いけど。