■LaLa35周年|黒LaLa
http://www.hakusensha.co.jp/lala35th/info/blacklala.html
ララ創刊35周年記念の「黒いララ」との宣伝でしたが、読んでみると、巻頭の「鏡界の死神」(藤原ヒロ)を始めとして、大半は「悲しい系/幻想系のお話」であって恐怖とかホラーでは有りませんでした。ちょっと拍子抜けでしたが、呉由姫・田中メカ・斎藤けん・萩尾彬etcの先生方にスプラッタな漫画とか描かれても嫌なだけなので、これくらいで丁度良かったかも。微妙に注目している新人・山田サルエル氏の2作目がこの手の漫画とはちょっと意外でした。
純正ホラーは「アクセス」(慎本真)だけでしたが、序盤を描いただけで「残りは普通のララDXに続く」だもんなぁ、これは酷い。
問題は「嫁姑教室」(柏屋キクゾー)。ララ本誌の方では、嫁・学生と姑・担任の先生、がコミカルに争うコメディなのですが、こっちではネタをブラックにしているのでホント笑えない・・・、なんか狂気を感じさせる内容でした。この増刊最凶の漫画だったかもしれない・・・