感想:SFドラマ(新番組)「テラノバ(Terra Nova)」第1話「8500万年前への旅(前編)」


 SFドラマ「テラノバ(Terra Nova)」(全13話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■BS日テレ -海外ドラマ「テラノバ(Terra Nova)」番組サイト
http://www.bs4.jp/drama/terranova/

 BSデジタル放送BS日テレでの視聴です。


■概要

 アメリカのSFドラマ。2011年9月から12月末くらいまで放送したホヤホヤの新作の第1シリーズ(ちなみに第2シリーズ制作は今のところ未定)。ジャンルは太古の恐竜の時代を舞台にしたアクションあり謎あり型。制作にスピルバーグが関わっている。第1話は制作費が「15億円(!!)」というのでも話題になった。

第1話 8500万年前への旅(前編)


■あらすじ

 22世紀半ば。地球は破滅しかけていた。大気は汚染されてマスク無しでは呼吸できず、人口過剰のため子供は二人までしか持つことが出来ない。しかし人類には僅かな希望が残されていた。それは、偶然発見された時間の裂け目「ポータル」。ポータルは、太古8500万年前の恐竜の時代へのタイムトンネルだった。人類はポータルを通じて過去に人間を送り込み、植民地「テラノバ」を建設しつつあった。

 警官「ジム・シャノン」は、法律で禁止されている3人目の子供「ゾーイ」を隠していたのがばれてしまい、役人に暴行したために刑務所送りになる。2年後の2149年。ジムの妻で医者の「エリザベス」はテラノバにスカウトされ、子供二人と移住が許可された。ジムはエリザベスの手引きで脱走し、ゾーイと共に過去に逃げ込んだ。テラノバの司令官「テイラー」は、人手不足のため、ジムを罰せず農業要員として働かせる事にした。

 ジムの子供の一人、長男の「ジョシュ」は未来に残してきた恋人が気になって仕方ないし、父親のやることなすことも一々気に入らなかった。到着の翌日、ジョシュは「スカイ」という少女と知り合い、いきなりスカイの友人たちとテラノバの外に出かける。スカイは滝壷の側の岩にある奇妙な「記号」を見せる。それは明らかに人間が書いたものだった。続く。


■感想

 さすが15億円。随所に金がかかっているのが一目で解ります。また脚本の密度も凄く一時間番組とは思えないような濃さ。いきなりこれもんとは話題になったのも納得です。そしていきなり謎・・・、多分これは第一シーズンでは解決されないと思うな。