感想:映画「黒部の太陽 特別編」(1968年:日)


 衛星放送のBSプレミアムでの視聴です。(放送日は今年 3/17(土))。


■概要

 三船敏郎石原裕次郎ダブル主演映画。黒四ダム建設において、難航したトンネル工事を描いた映画。石原裕次郎が「この映画は大スクリーンで見てほしい」と希望したそうで、現在未ソフト化。TV放映も殆ど無しとのこと。今回放送したのは、海外向けの約2時間20分版(フルだと3時間16分)


■あらすじ

 昭和31年。黒四ダム建設の資材を運ぶためのトンネル工事が開始された。工事は当初は順調に進んだものの、やがて危惧されていた通り「破砕帯」にぶつかってしまい、吹き出す地下水により作業は完全に不可能になってしまう…


■感想

 日本映画にもこんなスケールのでかいものがあったのか、と思ってしまった。ズバリ「プロジェクトX」の映画版(つーか、たしかプロジェクトXのネタになっていた気がする)。殆どのシーンがトンネルの中ですので、セット代にそりゃあお金がかかっていそう。ハリウッド映画に負けてませんよ。裕次郎が映画館で見てくれといったのも解ります。見応え有りました。


★おまけ

 工事の行方にハラハラしましたが、主演の三船&石原の演技っぷりにもついハラハラしてしまいましたよ。