感想:NHKスペシャル「シリーズ日本新生"雇用の劣化"を食い止めろ!」(2012年6月1日放送)

NHKスペシャル|シリーズ日本新生"雇用の劣化"を食い止めろ!
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0512/index.html

2012年6月2日(土)
午後7時30分〜8時43分

>「一昨年、大学を卒業した人の52%が就職できない、または離職」、「大手電機メーカーが相次いで1万人規模のリストラを発表」、「30代後半のフリーターが132万人と推計される」・・・ 今、日本の雇用が揺れている。給料が思うように上がらない非正規雇用は増加の一途。正社員も安定と引き替えに過重な労働を強いられるなど、働き盛りの世代に閉塞感が広がり、社会全体の活力低下が懸念されている。

>国は「日本の再生には、経済成長とともに、分厚い中間層の復活が欠かせない」として、若者の教育支援や就労促進、女性が働きやすい環境整備を図ろうとしているが、まだ雇用を改善するにはいたっていない。このままで日本は大丈夫なのだろうか?

有識者が提示する大胆な改革プランをもとに、様々な立場の市民が徹底討論。働き方を変えることで日本を持続可能な社会に変えていくための道筋を探る。

 他人事じゃないテーマ。

 とある若い人がプレゼンターとして「一人一人がスペシャリストになって、会社だけに頼らない、人脈を作り、居場所を作り」云々と。

 まあね、それが出来る人は良いでしょうけどね。世の中の人がみんな自分の腕一本でフリーランスで「自分の能力でバリバリ活躍できる」ようなキレ者じゃないんですよね。それが出来れば「環境の変化→ランクアップ」なのでしょうけど、残りの人は「環境が変わる→どんどん堕ちていく」でしか無いと思うのよね。

 まあ、とりあえず、「世の中景気が持ち直しているとかなんとか言っているけど職探しの厳しさは何ら緩和されていない」と感じました。