感想:アニメ(新番組)「変態王子と笑わない猫。」第1話「変態さんと笑わない猫」


 アニメ「変態王子と笑わない猫。」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ 変態王子と笑わない猫。
http://www.henneko.jp/

 BSデジタル放送BS11での視聴です。


■概要

 同名ライトノベル(原作:さがら総MF文庫Jメディアファクトリー刊))のアニメ化作品。ジャンルは学園コメディ的なものの模様。


■キャスト
横寺陽人(よこでら・ようと) 梶裕貴
筒隠月子(つつかくし・つきこ) 小倉唯
小豆梓 石原夏織
鋼鉄の王 田村ゆかり

第1話 変態さんと笑わない猫


■あらすじ

 横寺陽人は、陸上部の美人部長・通称「鋼鉄の王」から、真面目な活動振りを評価され次期部長に任命される。実は陽人は、室内プールの様子を窓から覗くため、窓際で来る日も来る日もスクワットをしていただけだったが、それが部長には真面目に部活動に打ち込んでいるように見えたのだった。人に本音が喋れない陽人は、イヤといえず話を承諾してしまう。

 陽人は友人から、近くの丘の上にある「笑わない猫」像に願をかけると、自分の要らないものを取り去って、それが必要な別の人に渡してくれるという話を聞く。陽人は本音で生きるため「建前」を取り去ってもらおうと考えるが、夜中に現地に行ってみると、筒隠月子と出会う。月子は感情が出すぎるため、子供っぽい喜怒哀楽を取り去ってもらおうとしていた。二人はそれぞれ像に願かけした。

 翌朝、陽人は登校するなり、学園のアイドル的な小豆梓や鋼鉄の王に欲望丸出しのセクハラ発言を行い、瞬時に「変態王子」のあだ名を頂戴する。陽人はもう建前が無くなり本音でしか話せなくなっていた。同じ学校には月子もいたが、月子は感情が全てなくなってしまい、どんなときでも無表情で困っていた。二人はなんとか元に戻ろうと考えるが、像は取り去ったものを別の誰かに譲り渡したはずであり、取り戻すのは困難と思われた。しかし陽人は梓がどんなときでも本音で喋れないのを見て、自分の「建前」は梓に渡されたと睨む。早速陽人は梓の所に行き、告白的なことを敢行、梓も断れず、ここに学校の生徒たち公認のカップルが誕生した。



■感想

 原作小説は未読。コミック版はちょっと読んだ気がしますが、すぐ放棄した気がするのでほぼ未読。

 コミック版は(理由は不明ですが)途中で読む気がうせたため、このアニメもまるで期待していなかったのですが、見てみるとなんか意外と面白い。すれたところがないというか、見ていてカチンとかムカッとかそういうネガティブな感情が巻き起こるシーンが無いからですかね。話は正直どう転ぶのか全く不明ですが、とりあえずもう少し見てみようかなぁと思います。

 あ、あと「鋼鉄の王」が田村ゆかりさんというのはちと驚いた。なんというかシーキューブとかリリカルなのはとか、とにかく幼女キャラ担当ってイメージだったんで…