アニメ「はたらく魔王さま!」(全13話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■TVアニメ『はたらく魔王さま!』公式サイト
http://maousama.jp/
第9話 勇者、修羅場を経験する
■あらすじ
理香は、真奥(魔王)のところに押しかける前に、恵美(エミリア)と鈴乃から詳しい話を聞こうと、まずセンタッキーに入店する。エミリアは魔王が好きどころか殺したいほど憎たらしいとか散々悪口を言うが、丁度そこにはセンタッキーを偵察活動中の芦屋(アルシエル)がいた。アルシエルは理香たちに、『自分たちはかつて会社を経営していたが、恵美たちの会社との競争に敗れて倒産し、今は再起を目指して頑張っている』というウソ話を展開する。店から出る際、エミリアはグラサンの怪しい店長から謎めいた忠告をされる。
アルシエルの話でますます魔王に興味を持った理香は、今度はマグロナルドに入りついに魔王と対面するが、店はセンタッキーに客を取られて閑古鳥状態で、さらに時間帯責任者(=店長代理)の魔王の打つ手は全て空回りしていた。理香は、魔王が聞いた話ほど凄くないと本人の目の前で小馬鹿にするが、そこに魔王が手配していた七夕の笹が到着した。当日の七夕祭りと連動したこのアイデアがウケて、突然マグロナルドは大繁盛となるが、鈴乃はそこに何か胡散臭いものを感じとる。
■感想
今回はアルシエル大活躍。偵察に出かける前に魔王と抱き合って泣くシーンに吹き出しましたが、さらに理香に流れるようにウソ過去経歴をでっちあげて吹き込む流れには大爆笑しました。なんかキャラが「仮面ライダー電王」の「ウラタロス」にそっくりだなぁとか思いましたよ(赤ん坊誘拐話で警官を煙に巻くエピソードとかを思い出しまして)。あと、アルシエルがやたら頬がこけているのはなんでだ?と不審に思ったのですが、「先日まで夏バテして倒れていた」という話の続きなんですね。芸が細かい。
第二の刺客はライバル店の店長というところでしょうが、何だこの遠回りな攻撃は。「とりあえず魔王を店長代理から引き摺り下ろして世界征服の野望を後退させる」とかいう遠大な計画?