感想:アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」第12話「その果てにあるもの」(2013年6月23日(日)放送)


 アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」(全26話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

宇宙戦艦ヤマト2199
http://yamato2199.net/index.html

MBS 宇宙戦艦ヤマト2199 番組サイト
http://www.mbs.jp/yamato2199/

 地上波・TBS系での視聴です(放送:毎週日曜 17:00〜17:30)。

第12話 『第十二話 その果てにあるもの』


■あらすじ

 大ガミラス帝星にドメル将軍が帰還した。デスラーはドメルを銀河系方面に配置換えし、ヤマト討伐を命じる。ドメルは任務のため上司ディッツに新型艦を求めた。ディッツたちは最近のガミラス軍事独裁国家に変貌していくことを嘆いていた。

 ヤマトは銀河系外縁部に到達し、いよいよ大マゼラン星雲との間にある銀河間空間に進出する事になった。ヤマトの乗員たちはガミラスの拠点は銀河系内だと考えており、今後はガミラスとの戦闘が少なくなるだろうと喜ぶ。一方で、乗員たちの間で、航法室に美人で全裸の幽霊が出ると噂になっていた。百合亜は以前地球で雪の病室を覗いた際、幽霊を見たことを思い出す。古代や島たちはメルダから聞いた「地球がガミラスに先に攻撃した」という話の真偽を色々と考えていた。やがてヤマトは未知の敵からの攻撃を受ける。



■感想

 先週に続き意味のわかんないサブタイトル。もう少し解りやすくして欲しいね。


 ガミラスの内情がもう第二次大戦頃のドイツそのままというのに苦笑しきり。70年代版は「デスラーヒトラー」「ヒス=ヘス」「ドメル=ロンメル」とか名前を借りた程度でしたが、2199は、穏健派のガル・ディッツ提督(おもいっくそカール・デーニッツだ)とか、親衛隊長官ギムレー(ヒムラーですよね)とかまで登場、さらに、総統周りが軍部と仲が良くなさそう、とかの設定まで…、ということで、ガミラスがますます1930〜40年代のドイツ第三帝国のパロディというかになってます。これがリアル志向の結果なのか…(仮面ライダーXのヒトデヒットラーとか、ゲッターロボGヒドラー元帥とかと同じノリに思えるんですが…)


 出た、艦内にうろつく幽霊。なるほどね。正体は雪、というかユリーシャさんの精神体か。地球に来た時に墜落したか何かで精神(記憶も含む)が離脱して、何か知らないけど航法装置に取り付き、残りかすの肉体のほうには記憶が全く残ってないと、そんなところですかね。


 そして、出た、次元潜航艇。ガルマンガミラス製の秘密兵器が歴史よりも早く登場です。やはり宇宙空間を波を蹴立てながら進んで笑いを呼んでくれるのだろうか。