感想:アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」第17話「記憶の森から」(2013年7月28日(日)放送)


 アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」(全26話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

宇宙戦艦ヤマト2199
http://yamato2199.net/index.html

MBS 宇宙戦艦ヤマト2199 番組サイト
http://www.mbs.jp/yamato2199/

 地上波・TBS系での視聴です(放送:毎週日曜 17:00〜17:30)。

第17話 『第十七話 記憶の森から』


■あらすじ

 ドメル将軍ガミラス帝星に召還され、デスラー総統暗殺の首謀者として死刑を宣告される。ドメルの妻エリーサも反政府活動の容疑で逮捕されていた。ゼーリックはドメルへの判決を聞くと、すぐさま大艦隊を率いてバラン星に向かった。


 古代たちがビーメラ4で発見したカプセルには、長大な距離を繋ぐ「亜空間ゲート」の情報が入っていた。それを利用すれば、一気に三万光年の距離を移動できるはずである。そのシステムは太古に未知種族が作り、そのあとガミラスが使用しているらしい。真田・古代・雪は、亜空間ゲートを操作するシステム衛星に向かう。

 衛星の中で古代は真田が兄・守の親友だったと教えられる。また渦中の人物・雪とユリーシャについての関係も明らかにされた。ユリーシャと雪は一年前同じ事故に会い、雪は記憶を失い、ユリーシャは意識不明となった。イスカンダルの位置情報はユリーシャしか知らないため、地球人はユリーシャを「自動航法装置」と偽った機械の中で眠らせ、ユリーシャの意識から航路情報を引き出していた。ヤマトがイスカンダルに向かうのは、コスモリバースシステムの入手以外に、ユリーシャをイスカンダルに帰還させるという目的も有った。

 最終的に真田は衛星の起動に成功し、ゲートは使用可能になった。雪の前に百合亜が現われ、自分がユリーシャだと名乗る。



■感想

 聞けば聞くほどイカすオープニング曲。もう次回以降飛ばしてもいいな。


 今回のお話は1970年代版の「近づくものを何でもばらばらにしてしまう衛星」話の改変というか、そういうアレでしたね。当時から「継ぎ目のない飛行機ってどうやって作るんだ? 鋳物か?」とか突っ込まれていましたが、まあそれはそれとして。


 ユリーシャ話の真相は『まあ大体そんなところだろうなぁ』とみんな読んでいたと思いますが、さすがに「脳みそだけが水の中にプカプカ浮いていてケーブルがつながっている」とかいうエグイ設定にはしなかったようで…、「雪=ユリーシャ」のだましは、途中で百合亜がおかしくなった(あきらかに憑依された)時点で機能しなくなっていたのでちょっとバラシが遅すぎた感じ。あと、ユリーシャが無事だったとして「一から十までユリーシャの記憶に頼って航海する」つもりだったの? ふつー数字とかの入ったデータをよこしてくれると思うのですが…、


 さて、次回以降の展開ですがもう見えた。三万光年を移動したらバラン星に到着して、そこにはガミラス艦隊が待ち受けていた→それを突破して次の転送機「ゲシュタムの門(?)」をくぐると、もうガミラス星に到着→ふと横を見るとそこにはイスカンダルが有りました、とサクサクっと目的地に到着すると。これではもう遅れどころか時間が余ってしまいますな。島航海長大喜び。…、あれ、だとすると七色星団ってどこにあるんだ? マゼラン星雲のなか、ガミラスイスカンダル間くらいか?


★おまけ

 おおう、「太古に未知種族が作った銀河間空間移動用システム。それを別の邪悪な種族が乗っ取って悪用中」…、それってアレですか、○リー・ロ○ダンですか(ウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%8B%B1%E9%9B%84%E3%83%9A%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%B3)。


★おまけ2

 来週はスペシャルで二話連続放送だそうです。ふーん。