感想:NHKドラマ「実験刑事トトリ2」第2話「鍵をかけた科学者」(2013年10月19日(土)放送)


 NHKドラマ「実験刑事トトリ2」(全6話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

土曜ドラマ「実験刑事トトリ2」|NHKオンライン
http://www.nhk.or.jp/dodra/totori2/

 NHK 総合での視聴です(放送:毎週土曜 21:00〜21:58)。

第2話 鍵をかけた科学者


■あらすじ

>新エネルギーの開発研究に日夜取り組む大学の准教授・望月(萩原聖人)は、指導教授の二階堂の研究テーマには限界があり、自分の研究こそが人類の未来に資すると信じていた。自分の研究する化学薬品の開発が成功すれば、エネルギー革命が起こることは間違いない。その思いを胸に秘めた望月は科学によるトリックを用いた二階堂の殺害を考案し、都鳥たちの目を欺こうとするが…。

 エネルギー関係の研究者「望月」(萩原聖人)は、化石燃料の効率を飛躍的に高める薬品の研究を進めていた。しかし上司である教授「二階堂」は、自分の太陽光エネルギーの研究の方が有望だと、望月たちの研究グループを冷遇する。そのため望月はあるトリックを使って二階堂を毒ガスで殺害する。

 二階堂の死は最初は自殺かと思われたが、都鳥は遺書の文字が二階堂の書いた資料から一文字ずつコピーされたことに気がつき、偽装自殺だと見抜く。都鳥は、ニセの遺書を持ち込めた望月グループ三人の内、望月こそが真犯人だと確信するが、二階堂が殺された際、何故毒ガスが充満する部屋から逃げださなかったのか解らない。しかし都鳥はついに気圧を利用したトリックを見抜く。望月は部屋の外でドライアイスを水で溶かし、炭酸ガスで高気圧を作り出して部屋のドアが開けないようにしていたのだった。


■感想

 どうせ気圧のトリックだろ、というのは解っていましたが、ドライアイスを溶かすだけでそんな高気圧状態が作り出せるというのはちょっと意表を付かれました。今回もまずまずの面白さでありましたね。