感想:アニメ「ウィザード・バリスターズ〜弁魔士セシル」第9話「シークレット・パズル Secret Puzzle」


 アニメ「ウィザード・バリスターズ〜弁魔士セシル」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「ウィザード・バリスターズ〜弁魔士セシル」公式サイト
http://wizardbarristers.com/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第9話 『Case 9 シークレット・パズル Secret Puzzle』


■あらすじ

 6年前。セシルの母・芽美は魔法廷で刑事殺害の容疑で裁判を受けていた。芽美は刑事が犯罪者を銃撃した際、娘のセシルが巻き込まれ流れ弾が当たった事で発作的に刑事を殺した容疑がかけられていた。そして判決で、芽美は過剰防衛で死刑を求刑される。

 現在。帰国したセシルは、6年前の事件を再調査すべく、当時の弁魔士や裁判官などを訪ねて回るが、冷たくあしらわれてしまう。弱ったセシルは、柄工双警部補に協力を依頼し、柄工双も快く引き受けるが、実は柄工双は父親・麻楠史文からセシルを「計画」の「触媒」として連れて来るように命じられていた。セシルは柄工双との待ち合わせ場所に向かうが、そこに突然鮫岡が現われ、セシルを強引に引きずって逃げ出す。セシルは追いかけてきた柄工双が実は魔法使いだったと知る。鮫岡によれば、全ては6年前から計画されており、セシルは6年前に一度死んだのだという。


■感想

 ええっ? 今まで散々謎をばらまいておきながら、解決の気配も見せないまま、話を畳みにかかりましたよ? まあ全12話なのだからそろそろまとめに入らないとマズイのは理解できますが、天刀もよとか、セシル父とか、魔導書がどうとか、色々な謎要素を次々と取り出しておいて、しかし大して膨らませもせずに収束させますか。もったいない。終盤は怒涛の『説明台詞の大洪水』になる予感。ガッカリオチにならなければ良いのですが。

 残り3回。