感想:アニメ「ファイ・ブレイン 神のパズル」(第3シリーズ)第24話「欠けていても」(2014年3月16日(日)放送)


 アニメ「ファイ・ブレイン 神のパズル」(第3シリーズ)(全25話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

NHKアニメワールド 「ファイ・ブレイン 〜神のパズル」
http://www9.nhk.or.jp/anime/phibrain/index.html

サンライズ公式サイト「ファイ・ブレイン 〜神のパズル」
http://www.phibrain.net/

 NHK Eテレでの視聴です(放送:毎週日曜17:30〜18:00)。

第24話 欠けていても


■あらすじ

 神のパズル「時の迷路」の中で、カイトとレイツェルは幼い自分たちに出会うが、それは自分が望むままに改変できる過去のワンシーンだった。カイトは自分がPOGに監視されている事に気が付くように望み、レイツェルはジンと出会う時期を少し早めたことで、二人の人生は重なり、幼いカイトとレイツェルはジンと共に旅に出る事になった。三人はパズルを攻略する旅を続けるが、やがてレイツェルは実際に起ったとおり、ジンに「何かが欠けている」と指摘され途中で別れを告げられてしまうが、カイトは連れて行くという。納得できないレイツェルは過去をやり直すが、何度繰り返しても結末は同じだった。ついにレイツェルはそれに耐えられなくなり、ジンともパズルとも全く関係ない偽りの世界に逃げ込んでしまう。それを見ていたオルペウスはカイトの勝利だと判定する。


 レイツェルは好きなものも将来についての夢も無く、ただ漠然と生きていたが、ある日カイトという少年と出会う。カイトは両親だと思っていた相手が赤の他人で、自分はハズルを解くためだけに育てられていた事を知り、それ以後パズルを憎み復讐しているのだという。レイツェルはカイトに出会って初めてパズルという熱中できるものに出会い、カイトもまたパズルに憎しみでは無く面白さを感じるようになる。またレイツェルは「欠けている事」が悪では無く、ありのままに受け入れるべきものだと悟る。


 その瞬間、現実のレイツェルとカイトは再会する。カイトはレイツェルを偽りの世界から救い出すため、わざと「ジンと一緒に行かない」という道を選んだのだという。カイトはレイツェルに、共にジンを救い出し、「欠けているもの」について聞き出そう、と約束する。しかし突然パズルに異変が起り、二人は離れ離れになってしまう。

今週のパズル=時の迷路(http://www9.nhk.or.jp/anime/phibrain/3rd/puzzle/index.html)


■感想

 ここに来ても、行方不明のルークやギャモンやフリーセルについての手がかりなし……、やっべ、これは「カイトがファイ・ブレインの力で過去を改変し、みんな死ななかった事にする」→「そのあとなんとかしてオルペウスは倒して力を放棄して、めでたしめでたし」というご都合主義な流れか?

 次回最終回。