感想:NHK人形劇「シャーロックホームズ」第1話「最初の冒険・前編」(2014年3月25日(火)放送)


 人形劇「シャーロックホームズ」(全3話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■シャーロックホームズ | NHKオンライン
http://www.nhk.or.jp/sh15/

 NHK総合での視聴です(放送日:2014年3月25日(火) 19:30〜19:53)。



■概要

三谷幸喜が自ら愛してやまないイギリスの古典、『シャーロック・ホームズ』を、痛快ミステリー学園ドラマとして斬新に脚本化。物語を通して、少年ホームズとワトソンの友情と成長の軌跡を描きます。演じるのは画家・井上文太が創りあげる個性豊かなパペットたち。豪華な声優陣、そしてそれぞれの事件に犯人役などで登場するゲスト俳優も見所のひとつ。新しいパペット・エンターテインメントの誕生です。どうぞお楽しみに!


>舞台はロンドン郊外にある全寮制の名門校・ビートン校。この学校にオーストラリアから一人の少年が転校してくる。彼の名はジョン・H・ワトソン。正義感が強く心優しい少年だ。ワトソンは寮の221Bの部屋で、問題児と呼ばれる少年と同室になる。名前はシャーロック・ホームズ。クールで人を寄せ付けない雰囲気を持つ少年だが、ワトソンを一目見るなり、彼の経歴を言い当てるなど卓越した観察眼と洞察力の持ち主だった。

>やがて二人は学校内で起こる「奇妙な事件」に巻き込まれていく。ホームズは持ち前の推理力を発揮し、事件の背後にある謎を解き明かしていく・・・。

http://tv.yahoo.co.jp/program/85264364/
三谷幸喜推理小説の古典を学園ミステリーとして脚本化。15歳の少年・ホームズとワトソンが学園内で起こる奇妙な事件のなぞを解く。第1回目は二人の出会いを描く。

三谷幸喜推理小説の古典を人形劇として脚本化。全寮制の学園を舞台に、少年シャーロック・ホームズが奇妙な事件を解決していく痛快ミステリードラマ。10月からの定時放送を控え、3夜連続で先行放送する。その第1回目。ロンドン郊外のビートン校へ転校してきたジョン・H・ワトソンは、学園の寮でシャーロック・ホームズという少年と同室になる。一目見ただけでワトソンの経歴を言い当てたホームズにワトソンは興味を持つ。


■キャスト
シャーロック・ホームズ 山寺宏一
ジョン・H・ワトソン 高木渉
ハドソン夫人 堀内敬子

第1話 最初の冒険・前編 〜「緋色の研究」より〜


■あらすじ

>オーストラリアの学校からロンドンのビートン校へ転校してきたジョン・H・ワトソンは、学校の寮で、シャーロック・ホームズという風変わりな少年と同室になる。友人もいないホームズだが、ワトソンを一目見ただけで、彼の経歴をズバリ言い当てるなど、鋭い観察眼と洞察力の持ち主だった。

 3夜連続放送1回目。

 オーストラリアからイギリスの学校に転入してきたワトソン少年は、ベイカー寮221Bに住むシャーロック・ホームズと同室になった。ワトソンは初対面からホームズの鋭い観察力や推理力に驚かされる。やがて学校内で生徒が作ったカバの石膏像が破壊される事件が発生した。ワトソンは教頭のモリアーティに犯人の疑いをかけられるが、ホームズが見事な推理で冤罪を晴らす。続いて、学校の生徒が食中毒で病院に運ばれ、寮母のハドソン夫人が責任を問われるが、ホームズは一人だけ食中毒になったのはおかしいと、事件の調査に乗り出す。


■感想

 三谷幸喜先生が制作発表会で「これが楽しめない人はシャーロキアンじゃない」とか豪語していたので、却って信用できなくなったのですが、見てみるとこれが意外に面白かった。まあ期待のレベルをムチャクチャ低く設定していたからでしょうが「普通に見れるじゃん」というのが正直な感想です。これなら残りも意外と楽しめなくも無いかもしれない。

 それにしても、「10月から本放送」という事実を初めて知ったなぁ。春休み特番だと思ってた。


★蛇足

 タイトルは何故「シャーロックホームズ」とひとかたまりで、「シャーロック"・"ホームズ」と区切ってないのだろう