感想:アニメ「ウィザード・バリスターズ〜弁魔士セシル」第11話「シャイニング・セシル Shining Cecil」


 アニメ「ウィザード・バリスターズ〜弁魔士セシル」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「ウィザード・バリスターズ〜弁魔士セシル」公式サイト
http://wizardbarristers.com/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第11話 『Case 11 シャイニング・セシル Shining Cecil


■あらすじ

 バタフライ法律事務所に静夢率いる警官隊が突入してきた。セシルは逃亡するものの、結局静夢に捕まり、麻楠史文の元に運ばれた。史文は堕天使ルシフェル召還の儀式を始めるが、半分悪魔化したセシルの口から、ルシフェルは既に現世に現われている事が語られる(天刀もよ=ルシフェルでした)。6年前セシルが一度死に召還魔術で蘇ったとき、セシルに興味を抱いたルシフェルも現世に来ていたのだった。ルシフェルの力が得られないと解った史文は逆上するが、静夢は魔法陣の中に飛び込みセシルを救い出す。儀式が台無しになった事に激怒した史文は息子の静夢を射殺し、ディアボロイドでセシルも殺そうとするが、最終的にセシルに敗れる。

 史文は裁判にかけられることになり、また6年前セシルの父親が史文と取引し、セシルを生き返らせたことも明らかになった。ところが史文がセシルに弁護を依頼してきた。


■感想

 話自体は色々な謎を段取り良く説明していって、まだ1回残した段階で全て解明してしまいました。これは驚いた、ベテランの技というやつでしょうか。


 それはそれとして……、今回は作画がひど〜い。「作画崩壊」とかいう以前に動画がありません。場面的に人が走っているはずのシーンで背景だけ横に動かしたり、人が吹き飛ぶシーンで悲鳴だけ聞こえて肝心の絵が無かったり、みんなが助けに来たシーンで「セシル!」というせりふしか聞こえなかったり、と、『とても描いている時間がありませんでしたぁ』という苦境を感じさせる場面のオンパレードでした。ブルーレイの発売時には直しておいて上げてください。それが矜持というものです。

 次回最終回。