アニメ「キャプテン・アース」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■TVアニメ「キャプテン・アース」公式サイト
http://captain-earth.net/
BS11での視聴です。
■概要
原作無しのオリジナル作品。ジャンルはロボット物。かつて「STAR DRIVER 輝きのタクト」(2010年10月〜2011年4月)を作ったスタッフの新作とのこと。
■キャスト
真夏ダイチ:入野自由
嵐テッペイ:神谷浩史
夢塔ハナ :茅野愛衣
夜祭アカリ:日高里菜
第1話 アースエンジン火蓋を切る
■あらすじ
多分現代か近未来。「真夏ダイチ」は宇宙飛行士だった父親を宇宙で亡くし、今は親戚的な人と暮らしている(母親はいないらしい)。ある日ダイチは種子島に「円形の虹」が現れたというニュースを見て、子供の頃住んでいた種子島に向かう。
ダイチの回想。幼児の頃、種子島で「テッペイ」という少年と出会い、超人的な身体能力や「円形の虹を作る力」を見せられる。さらに封鎖された建物の中で、水槽的なものの中に沈んでいた少女とも出会う。
ダイチは久しぶりにテッペイたちとの思い出のある建物の中に忍び込み、そこで何故か幼女と出会う。幼女はダイチに宇宙からロボット的なものが地球に攻め込んでいる映像を見せる。ダイチがなんとかしなければと思うと、次の瞬間何故か手に妙な機械を持って見知らぬ場所に来ていた。そしてダイチは出会った男から「君はキャプテンか?」と聞かれ、なりゆきのままロケットで宇宙に送られ、巨大ロボットに乗り込む。
■感想
春アニメで数少ない期待作でしたが、ちゃんとまともに見られる内容で一安心です。まあ、視聴者にろくに状況を説明しないまま、話を勝手に(?)先に進めてしまうあたり、「STAR DRIVER 輝きのタクト」第一話と同じノリでしたが、特に不愉快では無いというか後から説明してくれるだろうという予感が有るし、巨大ロボットの合体シーンをこれでもかと見せて/魅せてくれたので、不満を感じるまもなく勢いに押し切られてしまいました。うん、これはわりと行けるんじゃないかな。
しかし「敵」(?)が……、綺羅星十字団と同じノリの「歯車なんとか団」云々だからなぁ。十字団と同じように仲間同士でポーズを決めているし……、あそこは笑うべきところだったのかしらん。
なんにせよ、結構安心して楽しめそうな気がします。もっとも「タクト」みたいに余韻もなにもない大急ぎの最終回にされる可能性は残っていますが、前回の失態を反省したと信じたいので、明るく希望を持って続きを楽しみたいと思います。
★おまけ1
エンディングで「キャラクター原案 三巷文」というところに吹いた。この人は元(現?)エロ漫画家で、2012年ころまではワニマガジン系のエロ漫画誌でエロ漫画を描いていた人でしたのに、いつの間にこんなに出世したのしら。週刊少年ジャンプで連載を持って大人気のtosh氏並みの出世ぶりでありますよ。
★おまけ2
舞台の時代設定はいつごろでしょうか。一応近未来だと仮定していますが、そのわりにゲーセンで「ハングオン」が流行っていて、家ではスト2的格闘ゲームを遊んでいる、でもテレビは薄型、という事で混乱……
★おまけ3
『種子島が舞台で巨大ロボット物……。ロ○ティ○ス・ノ○ツの悪夢がぁぁぁ』と怯えていましたが、結果的にすごくマトモなアニメでした。良かった、ホントに良かった。