あらすじ(ネタバレ):感想:小説「マルゴルの大波」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 471巻)(2014年4月24日(木)発売)

マルゴルの大波 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-471 宇宙英雄ローダン・シリーズ 471)

 小説「マルゴルの大波」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 471巻)のあらすじです。
(※以下、今回の話の内容のネタバレですのでご注意ください)

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マルゴルの大波 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-471 宇宙英雄ローダン・シリーズ 471) [文庫]
エルンスト・ヴルチェク (著), 工藤 稜 (イラスト), 赤坂桃子 (翻訳)
文庫: 288ページ
出版社: 早川書房 (2014/4/24)
発売日: 2014/4/24

宇宙英雄ローダン・シリーズ471〉狂気への道を進んでいるマルゴルを救おうとしてホトレノル=タアクが選んだ方法とは?


サイコドにとりつかれてしまったボイト・マルゴルは、狂気への道をつきすすんでいた。やがては、その父ハルツェル・コルドと同様に破滅しかねない。マルゴルの部下となったホトレノル=タアクとヴィンクラン人の真空案内人ガリノルグは、サイコドの謎を解きあかせば、マルゴルを救うことができると考えた。そこで、ホトレノル=タアクたちは、マルゴルに無断でスプリンガー船に乗り、惑星ツォッタートラクトに向かった!


◇941話 パラテンダーの協定(エルンスト・ヴルチェク)(訳者:赤坂桃子)

 テケナーはマルゴルの野望を止めるため惑星ツォッタートラクトへ向かった。同じ頃、ホトレノル=タアクも主ボイト・マルゴルの精神錯乱の原因サイコドを調査しようと、ツォッタートラクトにやって来た。両者はサイコド調査のため協定を結ぶが、直後タアクを裏切り者と信じるマルゴルがツォッタートラクトに到着し、協定はすぐに破綻した。(時期:不明。3587年4月頃?)


◆942話 マルゴルの大波(エルンスト・ヴルチェク)(訳者:赤坂桃子)

 マルゴルはテケナーたちを捕らえると、暗黒星雲の外への進撃を開始した。しかしついに完全に正気を失い、レアンダーの王テツォールの導きで精神化し、暗黒星雲内のレアンダーたちの精神と融合した。その結果暗黒星雲のエネルギー乱流は消滅し、代わりにメンタル・インパルス『マルゴルの大波』を発信する標識灯となった。マルゴルに支配されていた犠牲者は全員解放された。

 歴史によれば、レアンダーの兵士化を目論んだペトロニアーは、侵略者「ガルベシュ軍団」と戦っていた。テラナーには、当時のレアンダーに標識灯を作るように指示した存在の素性も目的も不明のままだった。(時期:不明。3587年4月頃?)