感想:アニメ「グラスリップ」第5話「日乃出橋」


 アニメ「グラスリップ」(全13話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「グラスリップ」公式サイト
http://glasslip.jp/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第5話 日乃出橋


■あらすじ

 透子は最近祐(茶髪)がデートに忙しいらしいことを知るが、相手が誰か全く見当が付かない。ある日、透子は幸(病弱メガネっ娘)の家を訪ね、ようやく祐と幸が付き合っているかもと考え付くが、幸はやんわり否定する。そして幸は透子に入院することを告げ、退院したら一緒にあるところに行きたいと言う。

 やなぎ(美人さん)は雪哉(ハンサム君)に付き合って陸上の記録会に出かける。帰り道で駆を見かけて何やら相談をする。

 透子は駆と話したくなり、色々有って駆の自宅を訪問し、駆の父親からご馳走してもらう。また駆からは、やなぎが雪哉に告白する決心をしたことを聞かされる。透子は駆と話しているうちになにか恥ずかしくなってそのまま帰ってしまう。

 やなぎは日乃出橋の上で雪哉に告白する。


■感想

 恋愛模様が並列で進行して、なかなか面白い。まあ正直言って、全員「高校三年生」のわりに行動が凄く幼いというかままごとすぎて、「中学二年生」くらいの設定で良いんじゃないかとも感じるのですが、歳相応のドロドロの愛憎劇を展開する『リアル志向』ドラマなんぞはノーサンキューなので、一種のファンタジーとして見ています。

 し・か・し、メインキャラの内、透子と駆にはどうもついていけないです〜。まず、駆は突然透子に「良いところを見つけたんだ」とか言ってどこに連れて行くのかと思ったら野っ原で、しかもいきなり寝転ぶし。まあ、駆は天然ボケ系キャラだとして無理やり強引に納得するとしても、透子は一体いつの段階で駆に惚れたの? 全く解らん。ハンサム雪哉がダメで駆なら良い理由は何なのか。もうちょっと「ここに惚れました」という点を解りやすく見せて欲しい。