(※以下、今回の話の内容に触れていますのでご注意ください)
■あらすじ
マーニーは下校中スマホがない事に気が付き、慌てて教師や生徒たちを訪ねて回るが、たらい回しにされる。そしてなんとか手がかりを見つけ、目的地に乗り込んでみると、そこにはサプライズでマーニーの誕生日パーティーが用意されていた。で、離婚した両親を初めとして、今までの登場キャラが大集結していて、みんなでマーニーおめでとー、と祝福とするというオチ。
最後に、二年生に進級したマーニーが今後も活躍していく、的なシーンで完結。
■感想
2012年38号でスタートした連載が丁度2年(全99話)で完結となりました。いやー、ここまで持つとは思わなかったなぁ。
毎回(謎のレベルはともかく)ちゃんと「謎を提示して、手がかりを追っていって、意外な真相が」というパターンをやり続けたのには感心しました。連載開始時から「このスタイルだとすぐネタ切れ・息切れするだろうなぁ」と思っていたのに、二年間続けるとは。
またこの作者氏は、今まで「フランケン・ふらん」とか「ヘレンesp」とか、とにかく「SFとかそれ系の漫画ばっかり描く人」だったのでまともに探偵モノをやれると思わなかったのですが、ちゃんと最後まで女子高生探偵推理モノで通し、さらにラスボスも倒して伏線も片付け、すっきり何も残さず完結したのも驚いた。
新連載開始時に「すぐに打ち切りだ」とかひどいことばっかり言っていたのですが、二年間楽しませていただきました。