雑談:テーブルトークTRPGとプロレスの今昔を強引に結びつける


 以下、昨今の日本のプロレスとテーブルトークRPGのことを知らないと訳が解らないです……


 ここ数年、新日本プロレスは元気で、面白い試合を連発しています。そりぁ、確かに昔とはまるっきり空気が変わってしまいましたが、これはこれで見ていて楽しい。私ゃ猪木が現役だった頃から見ていますが、今は興行がイイ感じで回っていると思う。でも、不満を持つ人はいるもので、宝島系のプロレス系ムックを読むと「猪木がいた頃は良かった……、今の新日はまるで駄目だ」という空気で埋め尽くされていて、全く共感できません。あの「凶器使用で反則」「レフリー暴行で反則」「両者リングアウトでウヤムヤ」「フェンスアウト負け」なんて時代が良かったかぁ?と。


 ここで一転してテーブルトークRPGの話になりまして。私、ツクダの「スタートレック」とかの時代からTRPG的な物は一応追ってきたのですが、1990年代に入った頃からノリについていけなくなって、さらに21世紀に入ってからこっちはもう「主人公がやたらと超能力者だとかそういう選ばれたキャラばっか」(私命名:ライトノベルTRPG系)が蔓延しているのに精神的に対応できず、「もう歳だなぁ、トラベラーとかジェームズ・ボンドRPGの時代は良かった……」とか遠い目をすることが多いのです。


 で、ふと、「ああ、今のプロレスを否定して猪木猪木連呼する人たちは、多分こういう気持ちでいるのだなぁ」と理解できたような気がしました。うーんと、オチはありません。