感想:アニメ「牙狼〈GARO〉-炎の刻印-」第5話「堅陣 GAIA」


 アニメ「牙狼〈GARO〉-炎の刻印-」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「牙狼〈GARO〉-炎の刻印-」公式サイト
http://garo-project.jp/ANIME/

 スターチャンネル(STAR1)での視聴です。

第5話 『V 堅陣 GAIA』


■あらすじ

 ある日、レオンはいきなり倒れる。実は「魔導輪ザルバ」は契約の代償として、毎月新月の日、レオンから一日分の命を吸い取るため、レオンは動けなくなるのだった。

 一方、アルフォンソは、自分を助けてくれた騎士「ラファエロ・バンデラス」から、今まで知ることの無かった真実を教えられる。魔界から現われる魔物「ホラー」や、ホラーと戦う「魔戒騎士/魔戒法師」の存在。ヴァリアンテの重臣メンドーサがホラーを自由に使役していること。17年前火刑にされた「魔女」が「黄金騎士」の娘であり、彼女の妹は貴族に養子に出され、やがてヴァリアンテの王妃になったこと。即ちアルフォンソは黄金騎士の血筋に連なる者であること。アルフォンソは国内が人に化けたホラーに蝕まれていることを知り、ラファエロに弟子入りを志願し、ラファエロもそれを承諾する。

 そしてレオンとヘルマンはようやく首都に到着した。

脚本 吉村清子


■感想

 前回はローテンションでしたが、今回は「これだよ、これ!」とグッと握りこぶしを作ってしまいそうな面白さ。王子様の出生の秘密とか、まあありがちなタイプの感じの話ではありますが、面白いので良いのだ。そしてラファエロの変身シーンがカッコイイ。「剣で頭上に円を描くと、光の魔方陣的なモノが現われて鎧が降ってくる」というもの。今までレオンやヘルマンも見せてはいましたが、彼らの場合は「瞬時に変身」という感じでしたが、ラファエロの場合は鎧がビュンビュン降ってくるところが見えて、よりかっこよさが際立ってました。あと、装着した後に、剣を重そうに引きずりながら一回転して見得を切るのもまたイイ。剣と魔法のファンタジー世界で、ガッチリヒーロー物をやっているのが実にグッと来る。


 と、本編は面白いのに、なんというの、番組の最後の「次回もまた見てね」という絵が、今回は『幼稚園児くらいが描いた風の悪党たちのイラスト』で、もう意表をつかれて笑ってしまいましたわ。