【人形劇】感想：人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3」第８話「陰謀詭計」

武侠ファンタジー人形劇 TVシリーズ3期『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3』　https://www.thunderboltfantasy.com/season3/
放送　BS日テレ。

第８話　陰謀詭計　(2021年5月22日(土)深夜放送)

あらすじ

　
　無界閣［ムカイカク］に、萬軍破(バングンハ)（大塚明夫）と共に、婁震戒(ロウシンカイ)（石田彰）が出現した。婁震戒は凜雪鴉（リンセツア）（鳥海浩輔）の姿を見るなり問答無用で襲い掛かるが、萬軍破はなんとか両者の戦いを止めさせる。凜雪鴉は魔剣・七殺天凌（ナナサツテンリョウ）（悠木碧）は殤不患（ショウフカン）（諏訪部順一）が持っていると偽りを言い、自分も魔剣目録［マケンモクロク］の中の魔剣・喪月之夜（モヅキノヨ）を狙っているとうそぶく。

　魔界伯爵・阿爾貝盧法（アジベルファ）（三木眞一郎）は、何故か考えを変えて刑亥（ケイガイ）（大原さやか）の願いを聞き、無界閣と魔界を結ぶことに力を貸した。刑亥は七殺天凌に、婁震戒が無界閣にやってきて七殺天凌を探していることを伝えるが、七殺天凌は自分のことは伏せておくように指示する。

　やがて西幽の兵士たちも無界閣に到着した。婁震戒は兵士たちに、無界閣をしらみつぶしに捜索して殤不患たちを見つけ出すように命じる。兵士たちは、異国人の婁震戒に命令されることや、朝敵の神蝗盟［シンコウメイ］、さらに魔族と共闘するという状況に戸惑い不満を漏らすが、凜雪鴉は幻術で兵士の姿となり、上手く他の兵士たちをなだめて任務につかせる。

　凜雪鴉は萬軍破と二人きりになったのを見計らい、刑亥が七殺天凌を隠し持っていること、さらに刑亥が過去に干渉し照君臨（ショウクンリン）を復活させようとしていることを教える。それを聞いて驚愕した萬軍破は、禍世螟蝗（カセイメイコウ）（速水奨）に連絡を取り、魔族を討つべきと進言するが、禍世螟蝗は照君臨復活を餌に殤不患をおびき出し、背後から殤不患を討って魔剣目録を奪い取るように命じる。萬軍破はそのあと魔剣目録内の魔剣を持って魔族を倒すつもりだったが、禍世螟蝗は照君臨など無視して魔剣目録を持ち帰るように命じる。

　魔界をさすらう殤不患と浪巫謠（ロウフヨウ）（西川貴教）は、人形を通じて凜雪鴉との通信に成功し、最新の状況について把握する。直後逢魔漏［オウマロウ］が使用できるようになったため、二人は意を決して無界閣へと旅立った。