感想:アニメ「グリザイアの果実」第6話「レーゾン・デートル」(2014年11月9日(日)放送)


 アニメ「グリザイアの果実」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■アニメ「グリザイアの果実」公式サイト
http://www.grisaia-anime.com/

■原作ゲーム(18禁)
http://frontwing.jp/product/grisaia/

 CS放送・AT-Xでの視聴です(AT-Xが最速放送)。

第6話 レーゾン・デートル


■あらすじ

 榊由美子は大企業の経営者の一人娘だったが、女であることから後継者だと見なされず、母親共々周囲から冷遇され、母親は自殺した。由美子の父親は愛人が生んだ男子を後継者にするつもりだったが、その子も病気で死んでしまったため、手のひらを返して由美子を後継者に迎える。しかしすっかり心が歪んでいた由美子は、クラスメート相手に傷害事件を起こし、由美子の父親は世間体のため学校を一つ作り、由美子をそこに押し込めたのだった。

 由美子への後継者教育を始められないことに苛立った父親は、学校を閉鎖し、由美子は海外留学させようと企むが、由美子は密かに入手した銃を手に学校に立てこもる。そして父親への恨み言を口走りながら、手榴弾で自殺した。

 その後、由美子の遺言で学校はそのまま残される事になった。由美子の父親は由美子の墓の前で後悔を噛み締めるが、その近くで実は生きていた由美子がこっそりその言葉を聞いていた。実は雄二の組織が由美子の自殺を偽装したのだった。由美子は組織の手で新しい戸籍を得て別の人生を生きる事になった。

脚本 倉田英之


■感想

 あらまぁ、由美子ってラスボス(?)だと思っていたので、この娘の話はラストまで残しておくかと思ったのに、あっさり前座で片付けられてしまいました。まあこのつまんなさなら仕方ないか。

 それにしても、ヒロインの「その後」は全部「組織がXXした」で済ますつもりですかな。都合よすぎ。


★蛇足

 時間軸的には「みちるの話の後」ではなく、3話まで巻き戻ったところからスタートした事になっているんでしょうね。特に説明は無いけど。