感想:少年漫画誌「月刊コミック電撃大王2015年2月号」(2014年12月27日発売)


 発売日:2014年12月27日(毎月27日発売)
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)
(※辛口の感想の場合もありますのでご注意ください)

月刊コミック電撃大王
http://daioh.dengeki.com/

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激突のヘクセンナハト 原作:川上稔 作画:剣康之 キャラクターデザイン協力:さとやす(TENKY)

 現代っぽいけど魔法が普通にある世界で、男は防御系の魔法、女は攻撃系の魔法、と使えるジャンルが決まっている。ある日、所属不明的な魔女が現われたので、女子高生にして超強い魔女が取り押さえにいってバトルになった。続く。


 「境界線上のホライゾン」とかの人に、漫画専用に原作を書いていただいている、という作品。「ホライゾン」みたく、『もう1ページ目から何を言っているのかさっぱり理解できない……』という作品かと思っていたら、そうでもなく、普通にスラスラ読めました。しかし、この雑誌の他の漫画と殆ど同じようなスタートの仕方なので「大丈夫かこれ」と心配になってきた……



エロマンガ先生 原作:伏見つかさ 作画:rin キャラクターデザイン:かんざきひろ

 山田エルフ先生が主人公に「一緒にエロマンガ先生の素性をあばこう」と提案してきました。なんでもネットで調べまくって、家族構成も解っているし、なによりここのご近所に住んでいることも突き止めたとか何とか。


 で、主人公がヤバイと思ってあたふたしていたものの、結局うやむやになって「エロマンガ先生にお前の原稿も送ってやるよ」とかいう感じで平和的に解決。なんというか毒の抜けた「俺妹」という感じですなこりゃ。



ちゅうふれ。 きあま紀一

 ご主人様が風邪を引いてしまったので、家臣が「主に風邪をひかせるとは私のバカバカ」とかいいながらお世話できて嬉しそう。



カイダンにっき 晴十ナツメグ

 ショートバージョンの過去編。主人公が小学生時代にオカルト研究会にはいるまでをさらっと。


 掲載位置はまあ中間よりはやや前というところ。このまま地道に位置を上げていってほしい。なんとなく「黄昏乙女×アムネジア」っぽいのが良い。
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