感想:アニメ「七つの大罪」第24話(最終回)「英雄たち」(2015年3月29日(日)放送)


 アニメ「七つの大罪」(全24話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「七つの大罪」公式サイト
http://www.7-taizai.net/

 地上波TBS系での視聴です(放送:毎週日曜 17:00〜17:30)。

第24話(最終回) 英雄たち


■あらすじ

 メリオダスは味方に魔力で自分を攻撃させ、それを一旦吸収してから敵にぶつけるという最終奥義でヘンドリクセンを倒した。王はマーリンの治療で全快し、聖騎士たちは再び王に忠誠を誓った(あと、ベロニカもちゃっかり生きていたことが判明)。王国に平和が戻り、七つの大罪は新たな旅に出る事になったが、メリオダスは出発前に王宮に立ち寄り、エリザベスを連れて行ってしまった。

 その頃王都ではギルサンダー、ハウザー、グリアモールの三人が、死んだドレファスの残した資料を見て驚愕していた(終わってないみたいなオチだけど終わり)。

脚本 菅正太郎


■感想

 なっ……、なんという結末……、アニメオリジナルの〆にしておけばいいモノを、原作漫画にとことん忠実に作ってしまい、「これじゃ終わってないよ」というシーンで〆てしまったので、後味の悪いこと……


■総括

 原作のほうも読んでいますが、原作読みのイメージそのままの良いアニメでした。絵良し、キャストもまずまずイメージどおり(ホークが女性声優というのはどうかと思いましたが……)。テンポ・雰囲気、全て良し。まあ熱狂するほど好きではありませんでしたが、手堅く作られた良作だったと言えましょう。


 しかし、「将来原作が溜まったら第二期を作る」という構想のためにしても、あのシーンで〆るってどうなの。シーンの順番を入れ替えて、メリオダスたちが旅立っていくシーンで〆れば良かったのに……