雑談:ウォーゲーム関係:『ぱんつぁー・ふぉー!』のデザイン意図に気が付いた(?)

●戦車道ボードゲーム「ぱんつぁー・ふぉー!」公式サイト−国際通信社−
http://kokusaig.co.jp/panzer-vor/

●コマンド:タクティカルコンバットシリーズ#05『TANKS』
http://commandmagazine.jp/ctcs/05/index.html

 国際通信社の二大初心者向け戦車戦ゲーム、「ぱんつぁー・ふぉー!」(アニメ「ガールズ&パンツァー」のゲーム)と、ふつーのシミュレーションゲーム「TANKS」をつらつら眺めていて、購入後約一年経ってようやく「ぱんつぁー・ふぉー!」のデザインの意図に気が付きました(ような気がする)。


※以下すんごい当たり前の事を書いていますので、呆れないでください。

 「TANKS」は思うがままに戦車を操れるのに、「ぱんつぁー・ふぉー!」は……、とか思っていたのですが、つまり「ぱんつぁー」は後方の指揮官視点なのですね。指揮官が「あんこうチーム(IV号戦車)、射撃位置に移動せよ。……、もしもーし、何故動かない?」とか「よし、そこで撃て……、撃てってば! ああ、敵が行ってしまう……」とか、指揮下の戦車が思うように動いてくれない、コマンドコントロールがどうたらという概念を、「適当なカードが手元に無いから動かせない、射撃できない」という抽象的な形で表していたと。

 作戦級・戦略級では指揮官視点で見るのは当たり前なのですが、この手の戦術級ゲームではユニット毎に思い入れてしまい、あんこうチーム視点とかで「カードが無いからこの車は動けない/射撃できない、って何?」とか思っていたわけですが……、視点を変えると、筋が通ってますね。


 しかし、まあ、このデザイン技法が「ガールズ&パンツァー」世界の再現に合っているかと言えばそうは思えないわけで……、みほ率いるIV号とかを活躍させたいのに、コマンドコントロールのせいで動けない、というのはなんか違うだろう、という気がするわけで……、やはり縦横無尽に動いて射撃してほしいよね。


※以上は、このゲームは指揮官視点ゲームという前提が間違っていた場合には意味がなくなりますのでご了承ください。