雑談:昨日の『大学生正解率5%! 心理学実験の問題〜』の続き


 昨日話題にした(http://d.hatena.ne.jp/Perry-R/20150520/p2)以下の話ですが、

●大学生正解率5%! 心理学実験の問題がTwitterで話題に あなたは解けるかな? - トゥギャッチ
http://togech.jp/2015/05/20/23706
>「カードの片面にはアルファベット1文字、もう片面には数字1文字が書いてあります。”片面の文字がAならば、裏面の文字は3である”という規則が守られているかを確かめるためにひっくり返して裏面を調べる必要のあるカードはどれでしょうか?」(原文ママ)との問題文がある。
>カードは「A」「K」「3」「7」の4つ。


 回答(https://twitter.com/yuna_ginbuti/status/600874491036602369)にどうしても納得がいかないので、調べなおしてみました。

●ウェイソンの4枚カード | 総合人間道しるべ
http://sojin.kyoto-math.jp/wason.html
>日常的なテーマだと正当率が上昇
>4枚カード問題と論理構造が同一な問題を、身近な話題で試してみると、正当率が上昇することが報告されています。 例えば下の問題はどうでしょう。
>4人がそれぞれ飲物を飲んでいる。
>「アルコール飲料を飲んでいるならば、20才以上でなければならない」というルールが成立しているかどうかを確かめるには、どの人を調べるべきか?

 なるほど、これだと解る。これは「《認知》心理学」の問題で、「同じ問題でも身近なテーマでは間違わない、純粋論理になると間違う、それは何故か」という「人の心理」を調べる問題だったんですねえ。


 てっきり「頭の体操」の問題みたいな、問題の文章がひっかけで、ひっかけに気が付くかどうかをもっともらしく「心理学」とか言っているのだと疑ってましたよ。あとからもう一回じっくり読み直すとしましょう。