感想:アニメ「長門有希ちゃんの消失」第16話(最終回)「花火」


 アニメ「長門有希ちゃんの消失」(全16話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ「長門有希ちゃんの消失」オフィシャルサイト
http://www.yukichan-anime.com/

■原作サイト
http://haruhi.tv/yuki_chan/main.html

 BS11での視聴です。

第16話(最終回) 花火


■あらすじ

 キョンたちはハルヒ主導の元、バッティングセンターだ、ボーリングだ、と遊びまわるが、相変わらずキョンは有希と上手く接することができない。しかし花火大会の日、意を決して有希と二人だけになると「お前を嫌いになるわけが無い」とまくし立てる。告白は祭りの雑音で有希には全く届いていなかったが、キョンは一人で満足していた。


 夏休み終盤、キョンが涼子に「宿題は?」と言われてキョンが冷や汗を流すシーンでおしまい。

脚本:待田堂子


■感想

 まあ、こんなものか、というオチでした。


■総括

 うーん、もったいない。前半は「『涼宮ハルヒ』のパラレルワールド物」というかの、ドジッ子有希・善人涼子・変化無しのキョン、たちのラブコメで面白かったのに、途中で「別人有希」が登場するシリアス話に移行してしまって失敗したという感じ。とことんほのぼのラブコメで押しまくって欲しかったので、シリアス要素なぞ見たくも無かったです。


 おかげで作品への興味がガクッと失せてしまいましたし、その後の有希が元に戻っても、キョンの方が相変わらず煮え切らないモードのままのため、話がめっさつまらなくなってしまい……、


 あーあ、別人有希が出てくるまでの雰囲気で最後まで駆け抜けてくれたら絶賛したに違いないのになぁ。原作もこうなのかしら? 何にしても微妙な評価のアニメとなってしまいました。もったいなかった。