感想:アニメ「英国一家、日本を食べる」第15話「KAISEKI/KAISEKI」(2015年8月5日(水)深夜放送)


 アニメ「英国一家、日本を食べる」(全24話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

NHKアニメワールド 英国一家、日本を食べる Sushi and Beyond
http://www9.nhk.or.jp/anime/sushi/

 NHK総合での視聴です(放送:毎週水曜 深夜 0:40〜1:00)。

第15話 KAISEKI/KAISEKI


■あらすじ

>京都の紅葉を楽しもうと、とある場所へやってきたマイケルたち。しかし時期が早すぎて、木々は部分的に色づき始めたばかり。がっかりするマイケルたちをよそに、エミルが無邪気に木をひっぱり悪ふざけを始めてしまう。すかさず弟を優しく諭すアスガーに感心したマイケルは、二人だけで懐石料理を食べに行こうと息子を誘う。父と二人の食事に期待を膨らませるアスガーだったが…。

 マイケルはアスガーだけを連れて「大人向けの食事」に向かう。それは本場京都の懐石料理の店だった。マイケルは懐石料理を「日本の高級料理」とだけ考えていたが、料理長から「季節の移ろいを料理で表現している」と知らされ、その奥深さに感嘆する。


■感想

 「うまみ」の話以来の味わいのある回でした。この話を見るまでは「懐石料理って、気取っている、高いだけの料理でしょ」とか、ガイジン以下の認識でいたわけですが……


 「秋に入り、数が少なくなったカエルが、ふと見た風景を料理で表現しています」とか、そういう感じの、生け花とかそういうものにも通じるような芸術の世界だったのですね。びっくり。日本料理って凄いね。