【※以下ネタバレ】
戦艦武蔵の最期 ~映像解析 知られざる“真実”~ (2016年12月4日(日)放送)
内容
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20161204
戦艦武蔵の最期 ~映像解析 知られざる“真実”~
2016年12月4日(日) 午後9時00分~9時49分
人類史上最大の戦艦でありながら日本海軍のトップシークレットとして、その存在やデータを徹底的に隠蔽されてきた戦艦「武蔵」。太平洋戦争の真っ只中に米軍機の猛攻を受け壮絶な最後をとげたとされている。去年3月、フィリピン沖の海底1000mの深海で発見され、アメリカのプロジェクトチームによって初めて映像が記録、公開された。こうした記録映像やNHKが独自に入手した新資料の詳細な分析から、いま、歴史の定説を覆す武蔵の実像が次々と浮かび上がってきている。日本の最高技術を結集し“不沈艦”とまで言われた武蔵だが、実は決定的な脆さを抱えた構造の艦であったことなど、知られざる実態が明らかになりつつある。番組では、NHKが開発してきた映像解析技術と新資料から「武蔵の実像とその最後」を完全再現。わずかとなった元乗組員の生存者や、世界の軍事専門家たちと共に、歴史の闇に埋もれてきた戦艦武蔵の真実に迫る。
2015年3月。太平洋戦争中に沈没した戦艦武蔵の船体がアメリカの調査チームによりフィリピン沖で発見された。NHKは未公開映像を入手し、専門家の協力を得て沈没の様子を再現した。
武蔵は原形をとどめたまま沈んでいると思われていたが、実際は艦首と艦尾がちぎれ、残りの部部は粉々になっていた。その残骸を一枚一枚撮影してCGにしてジグソーパズルのように組み合わせ、何が起こったかを調べた。
武蔵は不沈艦と呼ばれていたが、実際は魚雷攻撃で、装甲を止めている鋲(リベット)が緩み、隙間から水が入るという弱点があった。1944年10月。アメリカ軍機に攻撃を受けた武蔵は、魚雷攻撃で浸水して沈没した。そのあとおそらく水中で二番主砲の火薬が爆発した結果、艦がバラバラになったと思われる。
感想
思ったより中身の薄い番組でした……
まあ残骸写真からCGを起こしてそれをつなぎ合わせて船の形にした、という成果は認めますけど、「魚雷を受けたら水が入って沈む」ってそれ構造上の問題といいいますか? 当たり前の事じゃないんでしょうか? それを「武蔵には構造上の欠点があったのに軍の上層部は対策を取らなかった」呼ばわりってひどくない? 今回もまたまたまた(※以下好きなだけ繰り返す)NHKのお得意の「太平洋戦争の頃の政府の人間も軍の上層部も大マヌケ」史観が爆発してるって感じでありました。