紹介:あらすじ(ネタバレ):小説「時間ブリッジ作戦」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 516巻)(2016年3月9日(水)発売)


時間ブリッジ作戦 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-516 宇宙英雄ローダン・シリーズ 516)

時間ブリッジ作戦 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-516 宇宙英雄ローダン・シリーズ 516)

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時間ブリッジ作戦 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-516 宇宙英雄ローダン・シリーズ 516) 文庫 2016/3/9
H・G・エーヴェルス (著), ペーター・グリーゼ (著), 工藤 稜 (イラスト), 原田千絵 (翻訳)


時間転轍機をとりかこむバリアを突破するべく、ローダンは時間ブリッジを構築したが!?


セト=アポフィスの新兵器と思われる時間転轍機は、数十万年後の未来に属する物質、すなわち時間塵をまきちらすものであった。この時間塵の被害により、宇宙ハンザの五商館が存亡の危機におちいる。だが、時間転轍機に近づいて反撃しようとしても、不可視のバリアに阻まれてしまう。そこでローダンはこれを突破するため、ミニATGを搭載したツナミ艦を利用して、バリアが存在する四次元時空連続体をこえようとするが!?


【※以下ネタバレ】



◆1031話 時間ブリッジ作戦(H・G・エーヴェルス)(訳者:原田千絵(初登場))

 (1024話からの続き)銀河系・大マゼラン星雲など五箇所に出現した時間転轍機は、強力なバリアに包まれ接近も破壊も不可能だった。ローダンはM−13でツナミ艦10隻のATGフィールドを繋いで『時間ブリッジ』を作り、時間転轍機のバリアを迂回するトンネルを作り上げた。ローダンたちは時間ブリッジを通って時間転轍機に接触し爆弾を仕掛けるが、トラブルにより爆破は失敗してしまった。(時期:NGZ424年10月頃)



◇1032話 実験惑星(ペーター・グリーゼ)(訳者:原田千絵)

 ローダンは異人キウープが作ろうとしている「ヴィールスインペリウム」とは、ヴィールスと呼ばれる極小マシンが集まった巨大な機械だと推測していた。ローダンヴィールスインペリウムが、対セト=アポフィス戦で重要な役割を果たすと考え、キウープに資材と人員を提供し大規模な実験を行わせる事にした。キウープは未開惑星『ロクヴォルト』に基地を建設し実験を始めるが、いつの間にか失踪してしまった。(時期:NGZ424年11月29日とその前後)