紹介:あらすじ(ネタバレ):小説「異変の《ソル》」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 539巻)(2017年2月23日(木)発売)

異変の《ソル》 (宇宙英雄ローダン・シリーズ539)

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異変の《ソル》 (宇宙英雄ローダン・シリーズ539) 文庫 2017/2/23
デトレフ・G・ヴィンター (著), クルト・マール (著), 林 啓子 (翻訳)


《ラカル・ウールヴァ》と複合艦隊は球状星団M-3に拘束されてしまう。ローダンはポルレイターに呼びかけ交渉しようとするが!


種族の善意の象徴である精神存在ヴォワーレが消滅したことで、ポルレイターたちは道徳観や思いやりを失い、独善的・攻撃的になっていた。唯一テラナーの友であったクリンヴァンス=オソ=メグが死んだあと、“ラカル・ウールヴァ”と複合艦隊は球状星団M‐3に拘束されてしまう。ローダンは通信でポルレイターに呼びかけ、なんとか現状を打破しようとするのだが成果はなかった。乗員たちの不満がしだいに強まっていく!

 
【※以下ネタバレ】


◇1077話 恐怖のオーラ(デトレフ・G・ヴィンター)(訳者:林 啓子)

 ポルレイターの干渉により、ローダンの乗艦《ラカル・ウールヴァ》は惑星ズルウトから動けなくなり、宇宙艦隊も同様に行動不能に陥っていた。やがてポルレイターは《ラカル・ウールヴァ》に侵入して艦を乗っ取り、未知の目的地に向けて発進させた。グッキーはローダンを連れて脱出するが、《ラカル・ウールヴァ》はそのまま消えてしまった。(時期:NGZ425年9月8日~)



◆1078話 異変の《ソル》(クルト・マール)(訳者:林 啓子)

 ローダンが今後の方針を検討していたところ、《ソル》のアトランから通信が入り、二人は400年ぶりに再会した。しかしアトラン以下の《ソル》の乗員は、実はセト=アポフィスに支配されていた。一方、《ラカル・ウールヴァ》は地球に到着し、ポルレイターはテラナーに自由テラナー同盟と宇宙ハンザの支配権を要求した。(時期:不明。NGZ425年9月頃?)