感想:アニメ「宝石の国」第3話「メタモルフォス」


CGWORLD (シージーワールド) 2017年 11月号 vol.231 (特集:UnityとUE4、ノンゲームにおける活用動向、TVアニメ『宝石の国』)

TVアニメ『宝石の国』公式サイト http://land-of-the-lustrous.com/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

第3話 メタモルフォス (2017年10月21日(土)放送)

 

あらすじ

 ボルツが巨大カタツムリを海の中に蹴落とすと、カタツムリは塩水で縮んでしまい、巨大な殻を残して小さなナメクジになってしまった。ところがカタツムリに食べられたフォスは、どこにも見当たらず行方不明になっていた。

 ダイヤは、残ったそのナメクジこそフォスであることに気が付き、仲間たちに元に戻す方法を聞いて回るが、誰もがナメクジの姿でも構わないとの意見で、真剣に取り合おうとするものはいなかった。

 困り果てたダイヤだったが、たまたま出会ったシンシャから、ナメクジがフォスであるはずがなく、またカタツムリは食べた物を殻に蓄積する性質があることを教えられる。ダイヤは仲間の協力を得て海底に沈んでいたカタツムリの殻を引き上げ、殻の中に混ざっていたフォスの欠片を掘り出して医者のルチルのところに運び込んだ。ルチルのおかげで、フォスは欠片から見事に再生した。蘇ったフォスは、ナメクジと意思疎通できる模様だった。

■脚本:ふでやすかずゆき
■絵コンテ/演出:武藤健司
■CGディレクター:越田祐史


感想

 よし、3話目まででこの安定ぶりなら大丈夫っぽい。正直に言えば、世界観の説明もろくにない雰囲気アニメですが、その「雰囲気」が気に入ったですよ。

 ただ一つ気になるのは、「登場人物が全員CGキャラだから自由自在に動かせる」という点を強調し過ぎというか、ダイヤが家(?)まで走って帰る場面で、あんなにぐるぐる動かす必要も無かったのでは、という感じでしたね。冒頭の戦闘シーンはともかく、ただ走るシーンであんなに動かす必要あるかなぁと。出来るのとやる必要があるかはまた別だと思ったりします。
 
 それにしても宝石キャラたち、前回は殻の中から生物が出てきて驚いていましたが、今回の話を見るとカタツムリもナメクジも知っているじゃん。だったら前回「これ中から何か出てきそう」とか少しは警戒しておくべきだったんじゃね? まあフォスが無事帰ってこれたから結果オーライですけど。
 
 
宝石の国(1) (アフタヌーンKC)