【映画】感想:映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(2015年:アメリカ・オーストラリア)

マッドマックス 怒りのデス・ロード [Blu-ray]

NHK BSシネマ http://www.nhk.or.jp/bscinema/
放送 NHK BSプレミアム。2019年1月14日(月)

【※以下ネタバレ】
 

荒廃した近未来を舞台に、壮絶なノンストップ・カーバトルが繰り広げられる傑作バイオレンス・アクション。愛する者を奪われ、荒野をさまようマックスは、砂漠を支配するジョーの軍団に捕らわれてしまう。反逆者フュリオサらと力を合わせ、自由への逃走を開始するが…。主演はT・ハーディ、長年新作を構想してきたG・ミラー監督が、スピード感あふれる超絶アクションとユニークな美術で描く超大作。アカデミー賞6部門受賞。

 

あらすじ

 「マッドマックス・サンダードーム」の続編。シリーズ4作目。

 核戦争後の荒野をさまようマックスは、独裁者イモータル・ジョーが率いる武装勢力に捕まえられ、彼らの砦に連れていかれる。ところが同じ頃、イモータル・ジョーの部下の一人フュリオサは、ジョーの妻たち5人をひそかに救い出すと、武装したタンクローリーに乗せて共に逃亡していた。彼女たちは、フュリオサの故郷で、遥か東にあるという伝説の場所「緑の地」を目指していた。

 イモータル・ジョーは妻たちが奪われたことを知り、激怒して部下たちと共にフュリオサたちを追跡する。その争いの中で、マックスは成り行きからフュリオサたちと同行することになった。

 そしてマックス一行は、イモータル・ジョーたちの激しい追跡を振り切り、フュリオサの故郷の人々と再会する。しかし目指していた「緑の地」は、環境汚染によってもはや存在しなかった。

 絶望したフュリオサたちだったが、それでも未知の土地を求めさらに西へと向かおうとする。しかしマックスは、あてのない旅に出るよりも、逆に砦に戻った方が水も緑も食料も確実に存在するため希望が有ることを指摘、イモータル・ジョー不在の砦を目指すことになった。

 砦へと戻ろうとするマックスやフュリオサたちは、再度イモータル・ジョー率いる軍団と戦うことになるが、フュリオサはイモータル・ジョーを殺し、また砦に通じる道を封鎖して、ジョーの軍団を退けた。砦に戻ったフュリオサは、イモータル・ジョーを殺した英雄として大歓迎され、それを見届けたマックスは静かに立ち去っていった。

感想

 評価は○。

 知能指数ゼロ的な、ストーリーほぼ皆無のカーアクションバイオレンス(しかない)映画ですが、単純故に面白かったです(笑)

 シリーズ2作目「マッドマックス2」は漫画「北斗の拳」の元ネタになった作品というのは昭和オタなら常識ですが、ああいう感じの狂気の世界観を果てしなく発展させてみました的な強烈映画でした。

 イモータル・ジョーたちは、一応車は運転するし、というかエンジンとかかなりメカに詳しい模様で、技術的に退行している訳ではないのですが、ジョーの兵士たち「ウォー・ボーイズ」は全身白塗りだし、死んだら英雄の門をくぐって云々という宗教を刷り込まれているし、と、何とも言え無い邪教集団ノリ。そんな連中とマックスたちが延々2時間戦い続けるという、台詞無用・強烈アクション尽くし、のすんごい映画となっておりました。狂気っぷりはホントに凄いです(笑)

 話の切れ目という物が無く、一旦スタートしたら最後までノンストップで突っ走り続けるという内容は、アクション映画としては最上の出来栄えでした。ということで、楽しませていただきましたよ。
 
 

マッドマックス 怒りのデス・ロード
BSプレミアム1月14日(月)午後9時00分~11時01分


【製作・監督・脚本】
ジョージ・ミラー
【製作】
ダグ・ミッチェル、P・J・ボーテン
【脚本】
ブレンダン・マッカーシー、ニコ・ラソウリス
【撮影】
ジョン・シール
【音楽】
ジャンキーXL
【出演】
トム・ハーディシャーリーズ・セロンニコラス・ホルト、ヒュー・キース・バーン ほか


製作国:
アメリ
製作年:
2015
原題:
MAD MAX:FURY ROAD
備考:
英語/字幕スーパー/カラー/レターボックス・サイズ

 
 

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