金曜ロードシネマクラブ|日本テレビ http://www.ntv.co.jp/kinro/index.html
放送 日本テレビ系。2019年5月24日(金)
【※以下ネタバレ】
キングコングは、敵か、味方か!?
ハリウッド発の本格怪獣大作、地上波初放送
誰もが知る伝説のモンスターが暴れまくる!!
“モンスターバース”シリーズ第2弾!!
1933年の公開以降、世界中で愛され、恐れられてきたキングコング。誰もが知る伝説のモンスターが暴れまくる話題作が、地上波初放送だ。物語の舞台は、巨大な生物が棲む“髑髏島”。未知の生命体の調査を目的とした調査隊と、彼らの“輸送”を依頼された米空軍の兵士たちがその島に向かうことになるのだが……。そこで彼らが出会ったのは、島の“守護神”キングコングと巨大な怪獣たち。果たして彼らは島から脱出することはできるのか!?日本の特撮映画やアニメに多大な影響を受けたジョーダン・ボート=ロバーツ監督の特撮愛が炸裂した映像は圧巻! “モンスターバース”シリーズ第3弾となる「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」にもつながる、ハリウッド発の本格怪物大作だ!!
あらすじ
1973年。怪物を調査するという怪しげな組織モナークの一員・ランダは、人工衛星が発見した未知の島を調査するため、巧みに上院議員を説き伏せて許可を得る。そして、表向きは地質調査という名目で、軍の護衛を受けて「髑髏島」と名付けた島に乗り込むことにした。調査隊にはランダに雇われたサバイバルのスペシャリスト・コンラッドも同行していた。
島に乗り込んだ調査隊は、島の地下に巨大な空洞があることを発見するものの、そこに現れた巨大な猿・キングコングに襲われ、軍隊は壊滅的打撃を受ける。コンラッドたちは島からの脱出を図るものの、その島はキングコング以外にも、巨大なトカゲ、蜘蛛、翼竜などが徘徊する悪夢的な場所だった。
やがてコンラッドたちは、太平洋戦争中の1944年にこの島に墜落した兵士マーロウと出会う。マーロウは、コングはこの島の守り神であり、真に危険なのは巨大トカゲだと教える。最終的にコングは巨大トカゲを倒し、コンラッドたちは命からがら島を脱出した。
最後。コンラッドたちは、モナークから、世界にはコング以外にも、巨大竜、翼竜、巨大蛾、三つ首竜、等がいるらしいことを知らされる。
感想
評価は○(なんとか)。
キングコング映画つーより「SF巨大生物の島」というかの内容で、ただひたすら巨大怪物が出てきて大暴れするだけのスッカスカな映画。
大体にして、主人公(?)のキャラ付けにも気を配った形跡がなく、最後になって「あ、トム・ヒドルストン演じる傭兵が主役だったのか……、こいつの名前何だっけ?」とか首をひねったくらい。主役かと思ったランダは見せ場も無く食われて終わりだし、エロ担当かと思われた女性カメラマンもほぼ存在感ゼロのまま話が終わるしで、とにかく話の作りが雑。人間を描くことに何の興味も無かった模様。
その代わり巨大怪獣の描写はそりゃあ凄くて、我らがキングコング、巨大トカゲ、巨大クモ、巨大タコ、巨大バッタ(?)、怪鳥軍団、など、どれも動きがもう作り物とは思えない。技術の進歩って凄い。
という事で話は空っぽで、将来的に作られる「ゴジラ対キングコング」の前フリ映画でしかありませんでしたが、まあそこそこは楽しめました。
しかし、「なんで監督がピーター・ジャクソンじゃないの?」って素で首をひねっていましたわ。ジャクソンのはまた別のコング映画なんだね。
https://kinro.jointv.jp/lineup/20190524
2019.5.24 よる9時~10時54分放送
キングコング: 髑髏島の巨神
2017年制作 アメリカ映画
ストーリー
謎多き島“髑髏島”に生息する巨大怪物・キングコングそして凶暴にしてデカすぎる怪獣たち!!
太平洋戦争末期。米兵のハンクと日本の兵士・グンペイ(MIYAVI)が南太平洋のある島に不時着した。決死の一騎打ちに挑んだ2人だったが、彼らの前に巨大生物が現れる! 約30年後、ベトナム戦争からの撤退が決まったアメリカ。未知の生物を調査するための組織“モナーク”に所属するランダ(ジョン・グッドマン)と地質学者のヒューストン(コリー・ホーキンズ)は、衛星写真に写った謎の島“髑髏島”の本格調査を計画していた。その島には太古の時代の巨大生命体が生き続けていると確信するランダ。彼らから資金の要請を受けた上院議員は、資源調査の名目で調査隊の出動を許可する。
調査隊を島に送り届けることになったのは、ベトナムで多くの仲間を失いながら勝利を得られず悶々としているパッカード大佐(サミュエル・L・ジャクソン)と彼の部下たち。一方ランダは、元イギリス陸軍の大尉だったジェームズ(トム・ヒドルストン)に現地での道案内を依頼していた。そして戦場カメラマンで調査隊の動きに“裏”があることを敏感に察知したメイソン(ブリー・ラーソン)も加わり、一行は髑髏島に向かうことに…。 島を取り巻く巨大ストームを突破し、南から島に上陸することになった一行。地質調査のために上陸時に爆薬を投下するという計画に、ジェームズは違和感を抱く。しかし計画は決行。島のあちこちに炎が上がる中、彼らの前に“ヤツ”が現れる!!
キャスト/スタッフ
出演
<ジェームズ・コンラッド> トム・ヒドルストン(GACKT)
<プレストン・パッカード> サミュエル・L・ジャクソン(手塚秀彰)
<ビル・ランダ> ジョン・グッドマン(石住昭彦)
<メイソン・ウィーバー> ブリー・ラーソン(佐々木希)
<サン> ジン・ティエン(伊藤静)
<ハンク・マーロウ> ジョン・C・ライリー(石田圭祐)
<ジャック・チャップマン/キングコング・モーションキャプチャー担当> トビー・ケベル(小松史法)
<ビクター・ニーブス> ジョン・オーティス(後藤敦)
<ヒューストン・ブルックス> コリー・ホーキンズ(杉村憲司)
<ミルズ> ジェイソン・ミッチェル(河本邦弘)
<コール> シェー・ウィガム(綱島郷太郎)
<スリフコ> トーマス・マン(山崎健太郎)
<レルス> ユージン・コルデロ(真壁刀義)
<キングコング・モーションキャプチャー担当> テリー・ノタリー
<グンペイ・イカリ> MIYAVI
スタッフ
<監督> ジョーダン・ボート=ロバーツ
<脚本> ダン・ギルロイ マックス・ボレンスタイン デレク・コノリー
<製作総指揮> エリック・マクレオド
<音楽> ヘンリー・ジャックマン