全ファイナルファンタジー大投票|NHK https://www.nhk.or.jp/anime/ff/
放送 NHK BSプレミアム。2020年1月27日(月) 22:30~23:20。
【※以下ネタバレ】
https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2020-01-27&ch=10&eid=24047&f=6161
歴史秘話ファイナルファンタジーヒストリア
[BSプレミアム] 2020年1月27日(月) 午後10:30~午後11:20(50分)
世界的に人気のゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズ。魅力の秘密を、感動の物語、革新的ゲームシステム、グラフィック、音楽から解き明かす。人気投票の中間結果も!
全世界で累計販売数1.49億本以上、タイトル数の多さでギネス世界記録にも認定されたロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジー」。NHKで実施中の人気投票・気になる中間結果を発表!さらにその人気の秘密を、制作の中心となった3人のクリエイターへのインタビューを元に、革新的ゲームシステム、映画のようなグラフィックと音楽、感動的な物語の3ポイントから、解き明かす!懐かしいあの名場面、名曲も登場!?
内容
シリーズ売上累計一億五千万本の大ヒットシリーズ「ファイナルファンタジー」シリーズの歴史を紹介。
●epispde 1 大人も感動させる物語
1)どんでん返しの連続
一作目「ファイナルファンタジー」(1987)は、勇者たちが誘拐された姫を助け出すまでが単なるプロローグで、そこから本筋の「クリスタルの輝きを取り戻す」という物語がようやくスタート。ところが四大ボスを倒したと思ったら、真の敵は2000年前にいる云々となり、過去に行くとさらにそこで出会ったラスボスは意外な相手で……、と、どんでん返しの連発。
2)命を投げ出す仲間たち
二作目「ファイナルファンタジーII」(1988)では、仲間たちが主人公を助けるためにどんどん死んでしまう、という展開に大人も引き込まれた。イメージイラストを担当した天野喜孝は、子供向けのゲームといった意識はなく、ファンタジー小説のイラストと同じ意識で描いていたという。
3)苦悩と葛藤
「ファイナルファンタジーIV」(1991)では 暗黒騎士が主人公。殺戮だらけの人生が嫌になって祖国を捨てるものの、過去が付きまとって周囲から疎外される。しかし最終的に過去の自分自身と対決し、という展開。
4)自分探し
「ファイナルファンタジーIX」(2000)では 黒魔導士ビビが自分探しをする的展開が有り、それが物語に深みを出していた。
5)愛
「ファイナルファンタジーXIII」(2009)では、キャラクターのいちずな愛を表現。
●epispde 2 映画に負けない表現
1)イベントシーン
「ファイナルファンタジーVII」(1997)はシリーズ初の3DCG作品。作品中に挿入されるイベントシーンが映画顔負けと大評判となり、累計売り上げ1200万本の大ヒットに。
2)立体的に見えるドット絵
「ファイナルファンタジーVI」(1994)は二次元のドット絵にも関わらず、立体的に見えるという美しさ。
「ファイナルファンタジーVIII」(1999)は、キャラの動きにモーションキャプチャーを取り入れてリアルさを表現。
4)音響
音楽担当の植松伸夫によると、ゲームの曲ではなく映画を意識して曲を作ったとのこと。
「ファイナルファンタジーX」(2001)は、キャラの台詞が音声になり、最初は賛否両論あったものの、今ではゲームに有名声優を起用するのは当たり前となった。
5)一緒に旅をしているような没入感
「ファイナルファンタジーXV」(2016)では、キャラクターがメインストーリーに関係無い会話をしまくるため、キャラクターたちと一緒に旅をしているような気持ちになれる。
●epispde 3 ゲームシステムの革新
1)召喚獣
「ファイナルファンタジーIII」(1990)では「召喚獣」というキャラを呼び出して戦うシステムが初めて導入された。
2)ATB(アクティブ・タイム・バトル)
「ファイナルファンタジーV」(1992)では「ATB」というリアルタイム要素を持つバトルシステムを採用。戦闘のハラハラドキドキが増した。
シリーズの生みの親・坂口博信によると、常に新鮮さを出していきたいのでシステムに新しい物を導入していった。また召喚獣を戦わせるというアイデアは、子供の頃に楽しんだ怪獣映画に影響を受けたという。
3)シームレスバトル
「ファイナルファンタジーXII」(2006)では、それまでの様に移動モードと戦闘モードを切り替えるのではなく、移動中に敵の姿が見えていて、移動とバトルのモードの切り替えが無い、というシームレスなシステムになっている。また仲間の攻撃時の行動をあらかじめ指定しておく「ガンビット」というシステムも導入。
さらに2002年にはオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXI」(2002~)がスタート。複数のプレイヤーと同時に遊ぶという新しいゲーム。2010年には「ファイナルファンタジーXIV」(2010~)も開始。
●epispde 4 広がるファイナルファンタジーの世界
ファイナルファンタジーシリーズは、2017年には関連作品が87作品となり、ギネス世界記録「最もタイトル数の多いRPGシリーズ」となった。
・ディシディア ファイナルファンタジーNT(2018~)
→対戦型アクションゲーム
・ファイナルファンタジータクティクス(1997)
→シミュレーションゲーム
・ファイナルファンタジー零式(2011)
→アクションRPG
・ファイナルファンタジークリスタルクロニクル(2003)
→アクションRPG
・シアトリズム ファイナルファンタジーオールスターカーニバル(2016~)
→リズムゲーム
・ファイナルファンタジーX-2(2003)
→「X」の続編
・クライシスコア ファイナルファンタジーVII(2007)
→「VIIの七年前を描く前日談
・ワールド・オブ・ファイナルファンタジー(2016)
等。
感想
NHKがサブカルネタを対象にやっている「ヒストリア」シリーズ。今回は超有名ゲームシリーズ・ファイナルファンタジーがお題。
年齢的には直撃世代なのですが、何故か興味が出なくて、シリーズ全作品ともほぼ内容を知らなかったので、新鮮に楽しめました。しかし作品を時系列純に紹介してくれたわけではないので、頭の中がごっちゃごちゃになって、「これでもうファイナルファンタジーは極めたぜ!とはならなかったです……(涙)
https://www.nhk.or.jp/anime/ff/
歴史秘話
ファイナルファンタジーヒストリア
2020年1月27日(月) [BSプレミアム] 午後10時30分~11時19分
ファイナルファンタジー32年の歴史を映像で振り返りながら、その魅力の秘密を探ります。投票の中間結果も発表!