完全新作TVアニメシリーズ「ゴジラ シンギュラポイント Godzilla Singular Point」公式サイト https://godzilla-sp.jp/
放送 BS11。全13話。
godzilla-sp.jp
【※以下ネタバレ】
第12話 たたかいのおわり
あらすじ
<神野銘サイド>
銘、BB、リーナ、ペロ2は、地下で葦原が残した超時間計算機と遭遇し、BBから葦原が物理的な意味での「計算爆発」を引き起こした事を教えられる。葦原はその爆発で死んだものと推測された。そして一行は超時間計算機の本体「シヴァ」にたどり着くが、シヴァの周辺では時空がゆがんでいた。
BBは世界各地に紅塵を無効化出来るオーソゴナル・ダイアゴナライザーを送り付けていたが、起動するためにはコードが必要で、それは未だに特定できていなかった。BBはシヴァを使いその候補を300万まで絞り込んでいたが、計算を進めるとコード候補が果てしなく増殖していていき、その理由は未来の分岐にあることを悟る。そして分岐の有様から、「破局」は遠い未来ではなく、最悪の場合数時間後に起きることを知る。
シヴァには怪獣サルンガが迫っていた。
<有川ユンサイド>
東京ではゴジラを中心として紅塵が果てしなく拡大し、しかもその中では植物のような新種の生物も増殖を開始していた。ユンたちは自衛隊と合流し、日本にもオーソゴナル・ダイアゴナライザーが届いていることを知らされ、未来に届くと予言されている情報はオーソゴナル・ダイアゴナライザーを起動するコードであると確信する。
しかし、情報を受け取るポイントである東京駅の上空100メートルは、まさに現在ゴジラが居座っている場所だった。ユンたちはジェットジャガーに新装備を取り付けて東京駅を目指した。
感想
ん、海建宏はどこに行った……? あと「ゴジラ」のはずなのに、ゴジラの姿が一秒も写らなかった(笑)
とかいうことは気にならないくらい面白かった、目前に迫る世界の破局、変化していく生態系、それを回避できるのは時間をあれこれする超計算機、60年前に予言されていた近未来に届くはずの情報、と、破滅系SFと時間SFの良いとこどり、というかの内容にもうしびれっぱなし。
怪獣は、「破壊を行う存在」という要素もあるものの、それより「得体のしれない破局の前触れ」という要素の方が強く、怪獣物にこういうアプローチの仕方があったのかと感心しきり。よくこんな話思い付けるよなぁ。
次回ついに最終回。どういうオチに着地させるのか、もう楽しみで仕方ない。
ゴジラウルティマ
ゴジラアクアティリス
ゴジラアンフィビア
ゴジラテレストリス
ジェット・ジャガー