ボトムズWeb http://www.votoms.net/
ボトムズWeb http://www.votoms.net/1983/index.html
放送 AT-X。
www.votoms.net
【※以下ネタバレ】
第２６話 肉迫
あらすじ
http://www.votoms.net/about/01/26.php
ゴウトの事務所で、通信機に語りかけ続けるココナ。ようやく応答したバニラの答えは、ついにゴン・ヌー指揮するEX-10の全戦力が、カンジェルマン宮殿に対して総攻撃を開始したことを告げるものだった。その言葉の通り、奥クメンは内乱の最終局面を迎えていた。ヘリで制空権を掌握したゴン・ヌーはカン・ユー指揮下のAT部隊を降下させる。ここに至り、カンジェルマンは本宮殿を捨て、離宮へ指揮系統を移した。その後を追うポタリア。新型AT・ストライクドッグを受け取ったイプシロンは、キリコとフィアナを求めて出撃していた。ストライクドッグを駆るイプシロンの戦闘力は圧倒的であり、シャッコやカン・ユーですら敵ではなかった。
キリコもまた、ボローを追って離宮へと向かっていた。その離宮でついにカンジェルマンに肉薄するポタリア。決闘の申し入れを受けたカンジェルマンは、ポタリアとバランシングの槍を交える。そして……。
ついにゴン・ヌー指揮する部隊は宮殿への攻撃を開始した。バニラはヘリのパイロットとして戦いに参加していたが、キリコに加勢するため地上に降りる。
イプシロンは待望の専用ATに乗り込むと、遭遇したシャッコやカン・ユーのATを圧倒的な力で一蹴する。しかしゴン・ヌー指揮する多数のAT部隊が押し寄せたため、迎撃に手いっぱいとなり、キリコを探すどころではなくなってしまった。
ポタリアは兵士に変装して遂にカンジェルマンの私室にたどり着くと、カンジェルマンに銃を突きつける。しかしポタリアは素手の相手を一方的に殺すことを良しとせず、対等なバランシングの勝負を挑むが、カンジェルマンはあえてポタリアの攻撃をかわさず自ら敗北を選ぶ。
カンジェルマンの真意は、かつてポタリアと語り合った頃と変わらずクメンを生まれ変わらせる事だった。しかし、カンジェルマンはそういった改革には必ず反動が生まれることに気が付いており、そのためあえて自分が反乱を起こして改革に反対する側に立ち、最終的には反対勢力を自分の死と共に一掃するつもりだった。カンジェルマンは脱出用の機体のキーをポタリアに渡すとこと切れた。
キリコとフィアナはポローを求めて宮殿内を探し回り、キリコはついにポローを追い詰める。
感想
クメン編ラス前エピソード。遂にカンジェルマン殿下の真意が明かされますが……、良い事を言っているようにも聞こえますが、よくよく考えたら、この人を信じてついて来たビーラーゲリラのみんなは浮かばれない……（例：モニカ）
次回クメン編最終回。予告の「クメンでの旅が終わる…キリコは次の巡礼地に向かう」という台詞にしびれた。
↓
『クメンでの旅が終わる。振り返れば遠ざかる緑の地獄。友よさらば。薄れゆく意識の底に、仁王立つ数々の修羅像。耳に残る叫喚、目に焼きつく炎。次の旅が始まる。旅と呼ぶには余りに厳しく、余りに悲しい、過去に向かってのオデッセイ。次回「暗転」。キリコは次の巡礼地に向かう。 』
【出演者】
キリコ：郷田ほづみ
ゴウト：富田耕生
バニラ：千葉 繁
ココナ：川浪葉子
ロッチナ：銀河万丈
バッテンタイン：戸谷公次
ゴン・ヌー：玄田哲章
カン・ユー：広瀬正志
キデーラ：郷里大輔
ポタリア：速水 奨
ル・シャッコ：政宗一成
カンジェルマン：天地麦人（寺田 誠）
イプシロン：上 恭ノ介
ボロー：緒方賢一
