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放送 AT-X。
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【※以下ネタバレ】
第39話 パーフェクト・ソルジャー
あらすじ
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キリコとイプシロンの対決の時は迫っていた。キリコにはフィアナの制止を受け入れる意志はなく、イプシロンもまた対決への決意を固めていた。
その頃、不可侵宙域における異変は、ギルガメス軍の知るところともなっていた。ロッチナのかつての上官バッテンタインは、惑星サンサの戦闘にPSや秘密結社、ロッチナなどが関っていることを知り、艦隊の派遣を決意する。
ついに、キリコとイプシロンの対決の時がやってきた。ロッチナ、フィアナとともに約束の地であるシグレ・クレーターを訪れたキリコに、イプシロンが奇襲をしかけてくる。初手で葬るつもりだったイプシロンの一撃は、キリコにダメージを与えることができなかった。ロッチナとフィアナが見守る中、キリコは次第にイプシロンを追いつめていく。フィアナにはその光景を正視することはできなかった。ロッチナはキリコもまたPSであることを確信する。
ギルガメス軍のバッテンタインは、不可侵宙域でバララント軍が戦闘を行っていること、キリコや素体がバララントに捕らわれたらしいこと、盗まれた戦艦テルタインがサンサ近傍にいること、バララント側の指揮官が元部下のロッチナであること、等を知らされる。バッテンタインは事態を収拾するため、艦隊をサンサへと向かわせた。
キリコはロッチナがイプシロンとの最終決戦用にギルガメス製ATを用意したため、対イプシロン用のミッションディスクの作成を行っていた。フィアナはキリコとイプシロンの戦いを止めようとするが、キリコはイプシロンとの決着をつける覚悟を固めていた。
テルタイン艦長フットーは、イプシロンを失う危険を避けるため、イプシロンの出撃を禁止していたが、イプシロンはそれを無視してサンサへと向かった。一方、キリコもまたイプシロンとの約束の場所に出発した。
キリコとイプシロンは、ロッチナ、フィアナ、アロン・グランたちが見守る中、最後の対決を開始した。ロッチナはキリコがイプシロンと互角に戦う様を見て、キリコもまたPSだと確信する。
死闘の末、キリコはイプシロンの機体を破壊し、とどめを刺そうとするものの、そこにフィアナが止めに入り、キリコがPSだと叫ぶ。キリコは、自分は普通の人間で、ミッションディスクの力でイプシロンと互角に戦えただけと反論するものの、フィアナは常人ではミッションディスクの反応についていけないと否定し、実際にディスクは過負荷で焼け焦げていた。イプシロンはキリコがPSでなく普通の人間なら、死んでいく自分のプライドが許せない、と言ってこと切れる。
ロッチナは、キリコに自分の過去について知りたいのなら惑星クエントに行けと指示し、キリコを小型艇に乗せてクエントへと送り出した。
感想
サンサ編完結。イプシロンの悲しい最後でした。この回のタイトル「パーフェクト・ソルジャー」は、イプシロンの事と思わせて、実はキリコの事を表していたんですねぇ。
しかし、どうもPSの設定が解らなくなってきた……、キリコは「改造されていない俺が何故PSなんだ?」と、あたかもPSは常人を作り替えた改造人間のような発言をしていますが、「PSってゼロから作られた人造人間の筈なのに……?」と戸惑ってしまいました。
【出演者】
キリコ:郷田ほづみ
フィアナ:弥永和子
ゴウト:富田耕生
ココナ:川浪葉子
バニラ:千葉 繁
ロッチナ:銀河万丈
バッテンタイン:戸谷公次
イプシロン:上 恭ノ介
ゾフィー:山口奈々
レテ:佐藤正治
ダラム:笹岡繁蔵
ル・ション:小出和明
ラドー:鈴木清信