【コミック】「ワンオペJOKER」(宮川サトシ/後藤慶介)が最終回:まさかのシリアス決着

ワンオペJOKER(1) (モーニング KC)

ワンオペJOKER - 宮川サトシ/後藤慶介 / 第1話 笑えないジョーク | コミックDAYS
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悪のカリスマ、育児はじめました??。正義の象徴・バットマンの永遠の敵役・ジョーカー。悪を証明するためには正義が必要……つまりジョーカーにとってバットマンは必要不可欠な存在……のはずが、思わぬ事故からバットマンが赤ちゃんに変貌してしまう! 正義の脆さを示し悪を証明するために、ジョーカーは赤ちゃんバットマンを正義のスーパーヒーローに育てられるのか!? DCコミックス公認の極悪育児コメディ!

 
 週刊モーニング不定期連載されていたコメディ「ワンオペJOKER」(宮川サトシ/後藤慶介)が、今週発売の2023年18号で完結しました。いや、このオチは予想外だったよ……

大体こんな話

 ゴッサムシティ。永遠の宿敵同士であるバットマンとジョーカーは工場内で格闘していたが、戦いのさなかバットマンは誤って液体の入ったタンクに墜落してしまう。次の瞬間ジョーカーが見たのは、赤ん坊に戻ってしまったバットマンの姿だった。ジョーカーは、この赤ん坊を正義感の強い立派なバットマンに育て上げることを決意し、偶然にも赤ん坊を「ブルース」と名付る。しかしワンオペでの仕事と子育ての両立は本当に大変で……

 ということで、あのジョーカーが、おむつを買ったり、赤ん坊の夜泣きに悩まされたり、イヤイヤ期に苦しめられたり、七三分けにして幼稚園で面接に臨んだり、と子育ての苦労をたっぷり味わうというコメディなのでした。幼稚園の入園のために母親役が必要になったら、恋人のハーレイ・クインに頼み込んでみたりとか、周囲の人間も巻き込んでのお笑いがなんとも楽しかったり。

終盤、突然シリアスに

 ところが、終盤、お話は突然真面目モードに。ゴッサムシティのヴィランの一人・リドラーは、失踪したバットマンの行方を調べ、データを正しく組み合わせて、バットマンが子供になりジョーカーに育てられていると見抜く。そして幼稚園の卒園式を終えたブルース、ジョーカー、ハーレイの前にリドラーが現れ……

最終回は

 ジョーカーとハーレイはリドラーに撃たれて倒れた。ジョーカーはたまたまバットマンの衣装を持ってきていた。ブルースは、雨に打たれたせいか、怒りのせいか、一瞬にして大人の姿に戻りバットマンとなってリドラーを倒したが、今まで何をしていたのか解らず混乱する。実はジョーカーは死んでおらず、バットマンが甦ったことに気が付いて歓喜する。そしてバットマンとジョーカーの対決シーンでおしまい。

コメント

 いやー、ギャグ満載の子育てコメディがこんなシリアスなラストを迎えるとは思わなかったなぁ。でもすんごく面白かったので、最高でした(^_^)b
 
 
ワンオペJOKER(2) (モーニング KC)