【IT記事】「AI革命、すでに失速している」週刊ダイヤモンド2024年6月29日号

社外取締役/株主総会(週刊ダイヤモンド 2024年6/29号 [雑誌])

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今週の週刊ダイヤモンド2024年6月29日号[950円]

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ウォール・ストリート・ジャーナル発」
AI革命、すでに失速している

 
 今週の週刊ダイヤモンドの記事、というか、ウォール・ストリート・ジャーナルの記事の翻訳、がちょっと面白かったであります。タイトルは「AI革命、すでに失速している」。

 内容は

・巷で大騒ぎのAIだが既に行き詰まりの兆しあり。


・今までのAIを進化させる方法は大量のデータを与えて学習させる方法だったが、最近はもうインターネットのすべてのデータを集めつくしてしまいデータが底をついてしまった。AI自身にデータを作らせそれを学習させる、という手もうまくいっていない。


・エヌビディアのAI用半導体は何千億ドル分もバカ売れしているが、AI自体での利益はそれよりはるかに少ない。カネをかけたのに利益がサッパリ出ていない。


・AIの新しい種類がどんどん誕生しているが、どれも似たり寄ったり状態と化していて、差別化できていない。


・グーグルの検索の代わりにAIで回答を、というのは、検索ならば答えが即出てくるが、AIだとその都度答えを生成しないといけないので、エネルギーの無駄。


etcetc


という感じで、今のAI大騒ぎに冷水をぶっかけるような論調でした。これが正しいのか見当違いも良いところなのかはさっぱりわかりませんが、こういう批判は初めて読んだのでちょっと新鮮でしたね。