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まこ
@macogame
ゲムマ2024秋の1日目に「クトゥルフ神話TRPG 15分体験会」に参加してきました。「15分なんてムチャしやがって」と疑心暗鬼でしたが、思いのほか楽しめました。初心者向けのノウハウはもちろん、セッションのタイパを高くするノウハウを沢山見れたのでレポートします。
ゲムマ2024秋の1日目に「クトゥルフ神話TRPG 15分体験会」に参加してきました。「15分なんてムチャしやがって」と疑心暗鬼でしたが、思いのほか楽しめました。初心者向けのノウハウはもちろん、セッションのタイパを高くするノウハウを沢山見れたのでレポートします。 pic.twitter.com/Jy3OC9j9n3
— まこ (@macogame) 2024年11月19日
この続きで一杯投稿されていたのですが興味深かったので要所要所引用します。すごく多いです。
セッションの流れは、
探索者たちはみんな友達で、飼い犬の「きなこ」を連れて歩いているときなこが廃ガレージに入ってしまう。
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探索者たちもガレージに入り、きなこを探して中を探索(8分の時間制限)。
↓
8分後、強制的に怪物があらわれクライマックス。
↓
エンディング
という感じでした。
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15分で満足度が高いセッションのノウハウは、
1.ルール説明はしない
2.初期情報を与えられそれを共有する
3.8分間の時間制限つき探索タイム
4.個人の行動と協力
5.狂気はカードで与える
6.目的ははっきり、工夫は自由にという感じ。
↓
1.ルール説明はしない
ルールは「1/10スケール・クトゥルフ神話TRPG」を1D100にしたもの。そもそも簡単だけど、ルールの説明はしない。能力値や技能の説明もなし。ロールが必要になったとき、1D100の振り方を教えるだけ。そのぶんプレイ時間が短くなりました。ルール説明は必要になったときだけ。
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2.初期情報を与えられそれを共有する
各プレイヤーにはカード1枚分の「初期情報」があたえられます。これを全員で共有することが最初の目的になり、初手で「何していいかわからない」ってことはなくなるし、自然と会話が発生します。
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3.8分間の時間制限つき探索タイム
ガレージの探索はリアルタイムで8分間。そのあと怪物が出てくることは(メタ情報として)与えられているので緊張感が出るし、手分けもすることに。時間管理もやりやすいです。マップ上に探索箇所があるので、それを指定していくだけなのもわかりやすいです。
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4.個人の行動と協力
1人の探索者ができる行動は、探索タイムで1つ、クライマックスで1つ。これだと全員が平等だし、それぞれの探索者に見せ場が用意されていました。自分の行動とは別に他の探索者をサポートすることができ、得意な能力値や技能を活かして見せ場を作ることも。自然と協力できます
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5.狂気はカードで与える
クトゥルフ神話TRPGの華はなんといっても「狂気」。今回は2人が狂気に陥りましたが、ランダムで1枚狂気カードをひいてその記述にしたがう感じ。具体的Ⅱ説明されているので、状況にもあっており、楽しく狂気をロールプレイできたようです
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6.目的ははっきり、工夫は自由に
クライマックスでは怪物があらわれ、探索者の目的が「逃げる」で、敏捷ロールで成功することと明示されます。で、それを有利にするためにみんなであれこれ工夫するわけですが、これがTRPGっぽくって楽しい。ダイス目のいたずらでドッタンバッタンしながら全員生還
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「TRPGのおもしろさ」を分析し、つめこんだ感じです。15分でおわり、しかもちゃんと満足できました。TRPG未経験の方もいたのですが、とても楽しんだようです。最後にはこの続きが当日販売の入門用シナリオセット「亜麻色の幕が下りて」で遊べると宣伝がはいり、プロモーションが上手い!となりました。
感想
15分でどうやってプレイするのかと思いましたが、なるほど色々工夫されているみたいですね。これは面白い試みだと思いました。
