【科学】感想「ニュートン2025年9月号」『言語の進化論』

Newton(ニュートン) 2025年9月号 [雑誌]

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Newton(ニュートン) 2025年9月号 [雑誌] 雑誌 2025/7/26
出版社:ニュートンプレス (2025/7/26)
発売日:2025/7/26

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●言語の進化論

言語の進化論
数千種類ある言語の「系統樹」をえがく

 世界に言語は約7000種類あると推定される。

 18世紀に、インドのサンスクリット語とヨーロッパのラテン語が実は似ているという事が解り、生物の系統樹のように言語の系統樹が作られるようになった。

 ある言語と別の言語の変化の仕方を調べて関係があるかを判断する。例えば英語のThとドイツ語のD(サンキューのサンクとダンケとか)を調べると変化が似ているので親戚言語だと解る。逆に英語の「name」と日本語の「名前」は意味が同じで発音が似ているが、他の言葉の変化の仕方がまるで違うので別系統と判断。


 書き言葉というのは話し言葉を反映する。だから話者がいない言葉でも文字を見るとある程度発音の見当がつく。例えば

Twinkle, twinkle, little star,
How I wonder what you are!

 という歌詞は韻を踏んでいる。だから「star」と「are」のどちらかの読み方がわからなくても似たような発音だと見当がつく。また、書き間違い、たとえば「light」と書くところで「liht」と書いていれば二つは発音が似ていると解る。

 バベルの塔のエピソードでは、かつて人間は一つの言語を話していたが、神の怒りで言葉がバラバラになったとされる。この話のように、言語はただ一つのものが枝分かれして現在の様に多数になったのか? 結論は出ていないが、どうやらそうでは無さげ。


<コメント>
 面白ーい。韻を踏んでいることに注目して発音を推測するとか、かつてはただ一つの言葉が使われていたのか、とか興味深い内容が満載でした。