■公式サイト
http://www.gundam00.net/
#18 悪意の矛先
■粗筋
トリニティのガンダム3機は世界中の軍事基地や軍需工場を片端から破壊していた。スペインではネーナ・トリニティがは意味も無く民間人を攻撃し、巻き込まれたルイズは重傷を負い、彼女の両親は死んだ。ティエリアはヴェーダのデータが改変されていることを知る。刹那はトリニティのガンダムに対し、紛争の原因として排除を宣言した。
■感想
<本題>
・・・、もう「どうせ2クールでは完結しないから、今期は適当に流しておくか」という空気を感じる。思い違いだろうか。少なくとも綿密に練り上げて考え抜いた展開だとは思えない。第一期完結話(25話)で眼がくらむような(第一の)クライマックスを迎える予兆も全く見えない。
元々影の薄かった刹那達主役4人組が今ではただの脇キャラと化しているなど、何を考えて物語を作っているのかそれも良く解らなくなった。
ロックオンの過去は来週語るらしいとして、ティエリアの正体は? ガンダムナドレを隠す意味は? 放置中のセルゲイ中佐とソーマ少尉の扱いは? マリナお姫様はどうなる? セカンドチームの意味は? 裏切り者はどいつだ? そもそもソレスタルビーイングの目標は何だ?
多分何も答えないまま第二期まで引きずるに違いない。思い違いなら良いが。
<雑談>
はい、ヴェーダは巨大コンピュータで正解でした。予想ですが、スメラギさんたちが設置場所に乗り込んでみたら、突然一つ眼をカッと見開くんですよ。そして「ミスターを付けたまえ、スメラギ君」とか尊大に喋るんですよ。しかも、スメラギさんが整備をするフリして爆破したら、あっという間に再生しちゃうんですよ・・・、(えーっと、ついてきていますか? 大鉄人17ネタですよ?)。
ルイズの怪我の話ですが・・・、300年経っても戦争は終っていなかった・・・、じゃなくて医療は進んでいなかった。今から300年後ですよ? 死んだ人を蘇らせろとはいいませんが、あれくらいの怪我、跡形も無く治りそうな気がしますが・・・
多分このアニメの元ネタは「地球爆破作戦」だと思う。そう、世界三大勢力のメインコンピュータが愚かな人類を見限ってヴェーダとリンクして世界を支配しようとしていたのだ。25話で正義のガンダムは悪玉ガンダムを倒すが、世界はコンピュータに支配されて終る。そして5年後、ゲリラとなった刹那たちはグラハムやらソーマ少尉やらと組んで、ガンダムエクシアMkIIでコンピュータと戦うのだった。という話だと思います。