あらすじ(ネタバレ):小説「重力警報」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 490巻)(2015年2月5日(木)発売)

重力警報 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-490 宇宙英雄ローダン・シリーズ 490)

 小説「重力警報」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 490巻)のあらすじです。
(※以下、今回の話の内容のネタバレですのでご注意ください)

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重力警報 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-490 宇宙英雄ローダン・シリーズ 490) 文庫 2015/2/5
ペーター・テリド (著), クルト・マール (著), 工藤 稜 (イラスト), 嶋田洋一 (翻訳)
文庫: 272ページ
出版社: 早川書房 (2015/2/5)
発売日: 2015/2/5

物質の泉を求めて宇宙をさまよう最後の強者ケモアウクは、謎の巨大構造物を発見した!


スペース=ジェットの“グレニット”でライレを追っていた最後の強者ケモアウクは、途中から独自に物質の泉を探しはじめていた。泉の彼岸に住むコスモクラートに会えば、おのれの出自の謎を解くことができると考えたのた。ところが、あてもなく宇宙をさまよううち、奇妙な物体を発見する。七強者の宇宙の城にそっくりだが、はるかに大きい構造物だ。そこに謎の答えがあると考えたケモアウクは、構造物のなかに侵入した!


◇979話 後継者(ペーター・テリド)(訳者:嶋田洋一)

 ケモアウクは《バジス》を離れた後、独自に「物質の泉」を捜索するうち、宇宙の城に酷似した巨大ステーションを発見し、内部でライレそっくりのロボット「サムカー」と遭遇した。サムカーは、かつて深淵の騎士ヴェイルトのイグソリアンとなる筈だった男がロボット化した姿だった。ケモアウクは自分を含めた七強者がここで作られた人造生物だと知り、誇りと生きる気力を失った。サムカーはケモアウクに新たな人生を与えるため、物質の泉の彼岸へと連れて行った。(時期:不明。3587年9月頃?)

(補足:サムカーは969話「偽の騎士」&970話「最後の深淵の騎士」では生身の姿で登場しています)



◆980話 重力警報(クルト・マール)(訳者:嶋田洋一)

 ローダンは、コスモクラートでも「物質の泉」への操作を取り消せないことを知り、故郷銀河への帰還を考えていた。同じ頃、《バジス》は強大な重力源を発見し、それが「物質の泉」だと解った。《バジス》は重力源の中枢『バリュス』に吸い込まれ、同時にローダンとアトランは謎のささやき『泉の声』を聞くようになった。ライレはローダンとアトランを「物質の泉」に連れて行くという。(時期:3587年10月13日〜21日)